ユーロバスケット2022は9月18日、ベルリンのメルセデスベンツアレーナで決勝戦が行なわれ、88-76でフランスを下したスペインが欧州王者のタイトルを奪回した。
序盤から試合のペースを握ったのはスペインで、ベンチメンバーも含めた全員がひとつの軸でしっかりとつながれているような動きを披露。指南役はロレンゾ・ブラウン、エルナンゴメス兄弟がインパクトを与え、ルディ・フェルナンデスが要所を締めるという、見事なチームパフォーマンスを展開した。
第1クォーターからダブルスコアのリードを奪われる苦しい状況に置かれたフランス。彼らをさらに痛めつけたのは第2クォーター、フアンチョ・エルナンゴメスが沈めた驚異の6連続3ポイント。彼が6本目を沈めた頃には、47-28と19点差がついていた。
しかしフランスも、エバン・フォーニエの負けん気あふれる強気のプレーに触発され、第3クォーターには一時3点差まで詰め寄る。フランスはこの大会を通してスロースタート気味で、終盤の粘りと逆転劇で勝ち上がってきただけに、ドラマチックな勝利への期待感はあった。ただ、この日のスペインのパフォーマンスは、さらにその上をいっていた。
キャプテンのフォーニエは試合後、「今日は相手の方がいいパフォーマンスをした。それ以外に言うことはない」と言葉少なにコメント。ヴァンサン・コレHC(ヘッドコーチ)は「相手はオフェンス、ディフェンスともにプラン通りのゲームができていた。相手がどう出てくるかはわかっていたのに、コンパクトに守備を固めるといった、前の試合ではできていた対抗策を実践することができなかった」と心境を吐露した。
コレHCが一番に挙げた敗因は、ターンオーバーから35点も与えてしまったことだ。
「2ポイントは76%、3ポイントは40%(公式スタッツ上は39%)決めている。なのでこの部分は敗因にはならない。差がついたのはターンオーバーだ。これはこの大会を通しての、我々の問題点だった」
そしてこれはもちろん、スペインのセルジオ・スカリオロHCの狙いどおりだった。
序盤から試合のペースを握ったのはスペインで、ベンチメンバーも含めた全員がひとつの軸でしっかりとつながれているような動きを披露。指南役はロレンゾ・ブラウン、エルナンゴメス兄弟がインパクトを与え、ルディ・フェルナンデスが要所を締めるという、見事なチームパフォーマンスを展開した。
第1クォーターからダブルスコアのリードを奪われる苦しい状況に置かれたフランス。彼らをさらに痛めつけたのは第2クォーター、フアンチョ・エルナンゴメスが沈めた驚異の6連続3ポイント。彼が6本目を沈めた頃には、47-28と19点差がついていた。
しかしフランスも、エバン・フォーニエの負けん気あふれる強気のプレーに触発され、第3クォーターには一時3点差まで詰め寄る。フランスはこの大会を通してスロースタート気味で、終盤の粘りと逆転劇で勝ち上がってきただけに、ドラマチックな勝利への期待感はあった。ただ、この日のスペインのパフォーマンスは、さらにその上をいっていた。
キャプテンのフォーニエは試合後、「今日は相手の方がいいパフォーマンスをした。それ以外に言うことはない」と言葉少なにコメント。ヴァンサン・コレHC(ヘッドコーチ)は「相手はオフェンス、ディフェンスともにプラン通りのゲームができていた。相手がどう出てくるかはわかっていたのに、コンパクトに守備を固めるといった、前の試合ではできていた対抗策を実践することができなかった」と心境を吐露した。
コレHCが一番に挙げた敗因は、ターンオーバーから35点も与えてしまったことだ。
「2ポイントは76%、3ポイントは40%(公式スタッツ上は39%)決めている。なのでこの部分は敗因にはならない。差がついたのはターンオーバーだ。これはこの大会を通しての、我々の問題点だった」
そしてこれはもちろん、スペインのセルジオ・スカリオロHCの狙いどおりだった。
関連記事
- 【ユーロバスケット2022】“3年計画”でチーム改革を進めたドイツが銅メダル獲得!大健闘のポーランドは次大会のホスト国に<DUNKSHOOT>
- 名手ノビツキー以来の快挙を達成したアデトクンボ「プレーするのが楽しくてたまらない」【ユーロバスケット2022】<DUNKSHOOT>
- ロシアのウクライナ侵攻がバスケ界にも飛び火。揺れるユーロリーグは「軍事侵略国のクラブと一緒にプレーしたくない」との声も<DUNKSHOOT>
- NBAに次ぐ世界2位のユーロリーグの“金銭事情”は?欧州メディアがサラリーランキングTOP10を発表!<DUNKSHOOT>
- 世界のバスケリーグの数字は平等ではない?NBA、ユーロリーグ、中国リーグを経験した選手たちが語る「違い」と「レベルの差」