バスケW杯

【バスケ女子W杯】日本、4連敗でワールドカップ終戦。最後も地元オーストラリアに完敗で2024年五輪へ課題残す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.09.27

開催国のオーストラリアに対し、前半は互角の戦いを見せたが、後半に差を広げられた。(C)etty Images

 オーストラリアのシドニーにて開催されている「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022」。世界ランキング8位の日本代表は27日の第5戦(グループラウンド最終戦)で同3位のオーストラリアと対戦し、54-71で敗れた。

 初戦(対マリ)以降勝利を掴めず、この試合を前に予選敗退が決まった日本は過去2戦と同様、宮崎早織、東藤なな子、赤穂ひまわり、高田真希、渡嘉敷来夢が先発。立ち上がりから積極的なディフェンスでリズムを作ると、途中オコエ桃仁花の連続3ポイントや馬瓜ステファニーの4点プレーなどもあって18-16とリードして第1クォーターを終える。

 その後も一進一退の攻防を繰り広げ34-36と僅差で前半を終えた日本だったが後半、相手の高さの前にじわじわと差を広げられる。43-56で迎えた第4クォーターもわずか11得点に封じられ、地元ファンの大声援を受けたホスト国に力負けとなった。
 
 オコエがチーム最多の14得点、安間志織が9得点、馬瓜が8得点、高田と渡嘉敷が各6得点を記録。攻撃でなかなかいい形を作れず、フィールドゴール成功率27.8%(54本中15本)、3ポイント成功率22.2%(27本中6本)と低調。リバウンドも相手の49本(うちオフェンシブ・リバウンド18本)に対して29本と、攻守ともに課題を残した。

 日本は最終的に1勝4敗でグループ5位。グループBはオーストラリア(4勝1敗)、カナダ(4勝1敗)、セルビア(3勝2敗)、フランス(3勝2敗)の4チームが決勝トーナメントに進むこととなった。

構成●ダンクシュート編集部
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