ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、昨季4回目のリーグ優勝と自身初のファイナルMVPを手にした。プロ14年目、名実ともに"NBAの顔"と言える存在となっている。
現在のNBAは、37歳のレブロンや34歳のカリー、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)といった30代のスーパースターの背中を追いかけ、"グリーク・フリーク"ことヤニス・アデトクンボ(27歳/ミルウォーキー・バックス)、2年連続MVPのニコラ・ヨキッチ(27歳/デンバー・ナゲッツ)、大型ガードのルカ・ドンチッチ(23歳/ダラス・マーベリックス)、新進気鋭のジャ・モラント(23歳/メンフィス・グリズリーズ)といった中堅・若手の台頭が目覚ましい。
そのなかで、レブロンは昨季37歳ながらキャリア2番目にハイスコアの平均30.3点を叩き出し、カリーは歴代3ポイント成功数のNBA記録を塗り替えるとともに、優勝&ファイナルMVP受賞を成し遂げた。
依然として、"キング"と呼ばれるレブロンの影響力は大きいが、レジェンドのケビン・ガーネットは自身のポッドキャスト『KG Certified』で、現在のリーグの支配者はカリーであり、レブロンを上回っていると主張した。
「今のNBAはどんな時代か。レブロンの時代は終わっていると言わざるを得ないだろ? 今はステフの時代、ゴールデンステイト(ウォリアーズ)の時代だ。彼に対してもっと敬意を払う必要があると思う。ステフのレガシーと成し遂げてきたことは、本当にバスケットボールを変えたと思う。ディープ3ポイントの先例を作ったし、ゲームを別の次元に引き上げた。ガード全体が遠い位置からどんどんシュートを撃つようにシフトした。リーグはいつか4ポイントを作らなければいけないかもね」
カリーは3ポイントに関する数々の金字塔を打ち立て、バスケットボールの常識を根底から覆した稀代のシューターだが、"G.O.A.T.論争"に名前が上がらず、過小評価されている感があるのは否めない。
ガーネットは人気ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演した際、現役時代に共闘したポール・ピアースが「今のところ、ステフを(歴代)トップ10に入れることはできない」と語ったのを受け、「彼はゲームを変え、どこからシュートするかの概念を変えた。そして、その仕事を一貫してやってきた」と反論するなど、"カリー支持者"としても知られる。
来年3月には35歳を迎えるが、ウォリアーズとの契約が満了する2025-26シーズンまでにさらにタイトル獲得数を増やすことになれば、"カリー評"はいっそう高まるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
現在のNBAは、37歳のレブロンや34歳のカリー、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)といった30代のスーパースターの背中を追いかけ、"グリーク・フリーク"ことヤニス・アデトクンボ(27歳/ミルウォーキー・バックス)、2年連続MVPのニコラ・ヨキッチ(27歳/デンバー・ナゲッツ)、大型ガードのルカ・ドンチッチ(23歳/ダラス・マーベリックス)、新進気鋭のジャ・モラント(23歳/メンフィス・グリズリーズ)といった中堅・若手の台頭が目覚ましい。
そのなかで、レブロンは昨季37歳ながらキャリア2番目にハイスコアの平均30.3点を叩き出し、カリーは歴代3ポイント成功数のNBA記録を塗り替えるとともに、優勝&ファイナルMVP受賞を成し遂げた。
依然として、"キング"と呼ばれるレブロンの影響力は大きいが、レジェンドのケビン・ガーネットは自身のポッドキャスト『KG Certified』で、現在のリーグの支配者はカリーであり、レブロンを上回っていると主張した。
「今のNBAはどんな時代か。レブロンの時代は終わっていると言わざるを得ないだろ? 今はステフの時代、ゴールデンステイト(ウォリアーズ)の時代だ。彼に対してもっと敬意を払う必要があると思う。ステフのレガシーと成し遂げてきたことは、本当にバスケットボールを変えたと思う。ディープ3ポイントの先例を作ったし、ゲームを別の次元に引き上げた。ガード全体が遠い位置からどんどんシュートを撃つようにシフトした。リーグはいつか4ポイントを作らなければいけないかもね」
カリーは3ポイントに関する数々の金字塔を打ち立て、バスケットボールの常識を根底から覆した稀代のシューターだが、"G.O.A.T.論争"に名前が上がらず、過小評価されている感があるのは否めない。
ガーネットは人気ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演した際、現役時代に共闘したポール・ピアースが「今のところ、ステフを(歴代)トップ10に入れることはできない」と語ったのを受け、「彼はゲームを変え、どこからシュートするかの概念を変えた。そして、その仕事を一貫してやってきた」と反論するなど、"カリー支持者"としても知られる。
来年3月には35歳を迎えるが、ウォリアーズとの契約が満了する2025-26シーズンまでにさらにタイトル獲得数を増やすことになれば、"カリー評"はいっそう高まるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- 【NBA】ネッツの渡邊雄太、2試合ぶり出場も初得点はお預け。モラント&ベインが各38得点と爆発したグリズリーズが撃ち合いを制す<DUNKSHOOT>
- テイタムとリラードが今季最初の週間MVPを受賞!ともにチームの開幕3連勝に貢献|NBA第1週
- 「数字に異論はない」デュラントへの“皮肉”発言に元同僚が反論「彼の偉大さが語られないのは気になる」<DUNKSHOOT>
- レブロン&コビー超えを果たしたバンケロを“先輩”テイタムが称賛。しかし、「楽なプレーをさせるつもりはない」とライバル視も<DUNKSHOOT>
- 華麗な復活を果たしたジョーダン、大ケガから復帰を遂げた名選手たち……NBA歴代“カムバックチーム”を選定!<DUNKSHOOT>