オフシーズンに大々的なチーム改革を敢行したユタ・ジャズは、11月にはカンファレンス首位に立つなど、新体制で好スタートを切った。しかしその後は調子を落とし、現地時間4月6日にオクラホマシティ・サンダーに98-114で敗れたことで、プレーオフ進出の可能性は絶たれた。
とはいえ、ドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)とルディ・ゴベア(現ミネソタ・ティンバーウルブズ)の看板デュオを解体し、大崩れを予想した者も多かったなかでの現在の成績(36勝44敗)は及第点と言っていい。彼らにとって、ミッチェルとのトレードでキャバリアーズから迎えたフィンランド人ビッグマン、ラウリー・マルッカネンの活躍は大きなプラス要素だった。そしてキャリア6年目の彼にとっても、チームの支柱として大きく成長した飛躍のシーズンとなった。
79試合を消化した時点でのマルッカネンの今季スタッツは、平均25.6点、8.6リバウンドと、昨シーズンの平均14.8点、5.7リバウンドを大きく上回っている。4月2日に行なわれたブルックリン・ネッツ戦では、110-111と試合には惜しくも敗れたが、23得点をマークしたこのゲームで彼は、NBA史上初めて"3ポイント200本&ダンク100本"を成功させたプレーヤーとなった。
ちなみに彼は、シカゴ・ブルズに所属していたルーキーイヤー(2017-18シーズン)にも、リーグ史上最速となるキャリア41試合目での3ポイント成功数100本達成という記録を作っている。
今季、マルッカネンが飛躍した大きな理由は、新天地で新たな役割を与えられたことだった。
キャバリアーズでは「相手の危険な選手をブロックすること、その他チームに求められたことをなんでもやった」とマルッカネン本人が明かしているが、ジャズへの入団が決まった彼に、ウィル・ハーディHC(ヘッドコーチ)は、「代表チームでやっているのと同じことをここでもやってほしい。ここでも、代表の時と同じバージョンの君が必要だ」と言ったのだという。
とはいえ、ドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)とルディ・ゴベア(現ミネソタ・ティンバーウルブズ)の看板デュオを解体し、大崩れを予想した者も多かったなかでの現在の成績(36勝44敗)は及第点と言っていい。彼らにとって、ミッチェルとのトレードでキャバリアーズから迎えたフィンランド人ビッグマン、ラウリー・マルッカネンの活躍は大きなプラス要素だった。そしてキャリア6年目の彼にとっても、チームの支柱として大きく成長した飛躍のシーズンとなった。
79試合を消化した時点でのマルッカネンの今季スタッツは、平均25.6点、8.6リバウンドと、昨シーズンの平均14.8点、5.7リバウンドを大きく上回っている。4月2日に行なわれたブルックリン・ネッツ戦では、110-111と試合には惜しくも敗れたが、23得点をマークしたこのゲームで彼は、NBA史上初めて"3ポイント200本&ダンク100本"を成功させたプレーヤーとなった。
ちなみに彼は、シカゴ・ブルズに所属していたルーキーイヤー(2017-18シーズン)にも、リーグ史上最速となるキャリア41試合目での3ポイント成功数100本達成という記録を作っている。
今季、マルッカネンが飛躍した大きな理由は、新天地で新たな役割を与えられたことだった。
キャバリアーズでは「相手の危険な選手をブロックすること、その他チームに求められたことをなんでもやった」とマルッカネン本人が明かしているが、ジャズへの入団が決まった彼に、ウィル・ハーディHC(ヘッドコーチ)は、「代表チームでやっているのと同じことをここでもやってほしい。ここでも、代表の時と同じバージョンの君が必要だ」と言ったのだという。
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