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NBA

【NBA】八村塁がプレーオフ初戦で歴史的活躍!3ポイント5本に豪快ダンクでPO最多29得点、レイカーズを勝利に導く<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.17

後半に3ポイント5本を含む21得点を稼いだ八村。最終的にプレーオフ自己最多の29点を奪って勝利の立役者となった。(C)Getty Images

後半に3ポイント5本を含む21得点を稼いだ八村。最終的にプレーオフ自己最多の29点を奪って勝利の立役者となった。(C)Getty Images

 八村塁がプレーオフ初戦で歴史的活躍を披露し、名門を勝利へ導いた。

 現地時間4月16日、NBAでは各地でプレーオフが開幕し、ウエスタン・カンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズは敵地フェデックス・フォーラムで第2シードのメンフィス・グリズリーズと激突。128-112で大事な初戦を飾った。八村はベンチから29分47秒間のプレーでチーム最多の29得点(フィールドゴール11/14、3ポイント5/6、フリースロー2/2)、6リバウンド、1アシストを記録した。

 チーム、自身ともに2年ぶりの大舞台で、背番号28が躍動した。序盤からレイカーズのアンソニー・デイビス、グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.と両ビッグマンが激しい肉弾戦を繰り広げるなかで、八村は第1クォーター残り5分半に登場すると、リバウンドからのティップインとダンクで4得点を記録。第2クォーターにも4点を加えて迎えた後半、さらに輝きを放つ。

 75-78と3点を追いかける第3クォーター残り5分33秒。レブロン・ジェームズとの交代でコートに入った八村は、4分44秒に左コーナーから3ポイントを決めると、直後の4分22秒にも同点弾をヒット。さらに2分9秒と1分36秒にも立て続けに3ポイントを沈め、この約3分間で4連続スリーをお見舞い。レイカーズに6点リードをもたらした。
 
 第3クォーター終了時点でチーム最多の20得点を奪った八村の勢いは止まらない。第4クォーター開始直後には今季ブロック王のジャクソンJr.を相手に豪快なワンハンドダンクを叩き込み、プレーオフでの自己最多得点を更新。さらにターンアラウンドジャンパーと5本目の3ポイント、終盤にはとどめのダンクも決めて試合を締めくくった。

 八村はプレーオフ自身6試合目で最多となる29得点に6リバウンドと覚醒。3ポイント5本成功はレギュラーシーズン通算210試合を通じてもキャリアハイ。また、プレーオフの試合で途中出場から25点以上を記録したのは、球団では1996年のマジック・ジョンソン以来27年ぶりの快挙だった。

 後半のスコアで69-47と圧倒したレイカーズは、ほかにオースティン・リーブスが第4クォーターの14点を含む23得点、デイビスが22得点、12リバウンド、3スティール、7ブロック、レブロンが21得点、11リバウンド、5アシスト、3ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが19得点、7アシストと主力が揃って活躍した。

 一方のグリズリーズはジャクソンJr.が31得点と気を吐いたが、エースのジャ・モラントが試合終盤に右手を負傷して退場するアクシデント。暗雲垂れ込めるなかで次戦を迎えることとなった。

 第2戦は19日(日本時間20日)、再びメンフィスにて行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部
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