現地時間6月22日に行なわれるNBAドラフトでの1位指名が確実視されているヴィクター・ウェンバンヤマが15日、母国フランスでのリーグ最終戦を終えた。
フランス1部リーグPro A、3戦先勝のファイナルで、ウェンバンヤマが所属するメトロポリタンズ92(通称メッツ)はモナコに0勝3敗のストレート負け。この第3戦が、彼の最後の試合となった。
しかし最終クォーター残り3分30秒で同点に追いつかれるまで、メッツは最大16点差をつけるなど終始リードを保つ大健闘。第4戦に持ち込むかという期待も持たせたが、最後は2018-19シーズンにNBAトロント・ラプターズで優勝を経験しているアメリカ人ガードのジョーダン・ロイドが、会心の3ポイント2連発で突き放し、92-85と7点差をつけてモナコが初優勝。ロイドはファイナルMVPに選ばれた。
だが、ウェンバンヤマの活躍も目覚ましかった。ゲーム最多タイの22得点に驚異の4ブロックという数字だけでなく、このプレーオフでは特に、コート上で盛んにチームメイトたちに指示を出すリーダーシップが光った。
そんなフランスが生んだ超新星のリーグ戦最後の舞台となったのは、なんとテニスの全仏オープンの会場として知られるローラン・ギャロスのセンターコート。これは、メッツの本拠地のキャパシティが2800人しかなく、準決勝で使用したベルシー・アリーナも他のイベントで埋まっていたため。メッツの地元であるブローニュ市の市長が、同市にあるよしみでテニス協会に掛け合い、全仏オープンの終了からこの試合まで中3日という急ピッチの作業でバスケ会場に作り替えたのだった。
奇しくも日曜の男子シングルス決勝戦で優勝したのは、モナコの指揮官サシャ・オブラドビッチと同じ、セルビア出身のノバク・ジョコビッチ。オブラドビッチHC(ヘッドコーチ)は優勝会見の席で「まだこの辺りにジョコのエネルギーが漂っているようだ」と空を指し、会場から笑いを取った。
そして、会見の大トリで登場したのは、やはりウェンバンヤマ。
フランス1部リーグPro A、3戦先勝のファイナルで、ウェンバンヤマが所属するメトロポリタンズ92(通称メッツ)はモナコに0勝3敗のストレート負け。この第3戦が、彼の最後の試合となった。
しかし最終クォーター残り3分30秒で同点に追いつかれるまで、メッツは最大16点差をつけるなど終始リードを保つ大健闘。第4戦に持ち込むかという期待も持たせたが、最後は2018-19シーズンにNBAトロント・ラプターズで優勝を経験しているアメリカ人ガードのジョーダン・ロイドが、会心の3ポイント2連発で突き放し、92-85と7点差をつけてモナコが初優勝。ロイドはファイナルMVPに選ばれた。
だが、ウェンバンヤマの活躍も目覚ましかった。ゲーム最多タイの22得点に驚異の4ブロックという数字だけでなく、このプレーオフでは特に、コート上で盛んにチームメイトたちに指示を出すリーダーシップが光った。
そんなフランスが生んだ超新星のリーグ戦最後の舞台となったのは、なんとテニスの全仏オープンの会場として知られるローラン・ギャロスのセンターコート。これは、メッツの本拠地のキャパシティが2800人しかなく、準決勝で使用したベルシー・アリーナも他のイベントで埋まっていたため。メッツの地元であるブローニュ市の市長が、同市にあるよしみでテニス協会に掛け合い、全仏オープンの終了からこの試合まで中3日という急ピッチの作業でバスケ会場に作り替えたのだった。
奇しくも日曜の男子シングルス決勝戦で優勝したのは、モナコの指揮官サシャ・オブラドビッチと同じ、セルビア出身のノバク・ジョコビッチ。オブラドビッチHC(ヘッドコーチ)は優勝会見の席で「まだこの辺りにジョコのエネルギーが漂っているようだ」と空を指し、会場から笑いを取った。
そして、会見の大トリで登場したのは、やはりウェンバンヤマ。
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