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「正直に言えば地獄」レイカーズのリーブスがカリーとの対戦を回想。「リラックスなんて全然できない」と苦心したこととは?<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.07.20

レイカーズと再契約を結んだリーブスが、昨プレーオフでのカリーとの対戦を振り返った。(C)Getty Images

 現地時間7月19日に公開された『SHOWTIME Basketball』の人気ポッドキャスト番組「All The Smoke」に、ロサンゼルス・レイカーズのオースティン・リーブスがゲストとして出演した。

 アーカンソー州ニューアークで生まれ育ったリーブスは、今年3月に「僕はレイカーズファンとして育ってきた。この組織のためにできるんだから、夢のようなことだ」と語っていた生粋のLAフリーク。

 ウィチタ州大、オクラホマ大で各2年間プレーし、オクラホマ大4年時には平均18.3点、5.5リバウンド、4.6アシストを残したが、2021年のドラフトでは指名されず、ドラフト外でレイカーズと2WAY契約を結び、同年9月末に本契約を勝ち取ってNBAデビューを飾った。

 番組内でリーブスは「僕が求めていたのは機会だった。僕ら(自身と代理人)はデトロイトから42位でドラフトされるかもしれなかったんだ。それを断って、LAへ行くことにしたようなものだったんだ」とドラフト当時を振り返った。
 
 2021年のドラフトで、デトロイト・ピストンズは全体1位でケイド・カニングハムを指名。リーブスとしては2巡目で指名されていても十分にプレータイムが与えられるかは微妙で、自身がフィットする環境を求めてレイカーズとの契約にこぎ着けたという。

 キャリア2年目を終え今夏に制限付きFA(フリーエージェント)となったリーブスは、今月1日に4年5600万ドル(約80億6400万円)で再契約に合意。ルーキー契約期間とはいえカニングハムの今季年俸が1105万5360ドル(約15億3600万円)なのに対し、リーブスは1201万5150ドル(約16億7000万円)と、ドラ1を上回る大金を手にすることとなった。

 リーグ史上最多タイとなる17回の優勝を誇る名門で先発シューティングガードの座を射止めた25歳は、昨季初めてプレーオフの舞台に立ち、冷静かつ堂々としたプレーでカンファレンス・ファイナル進出に大きく貢献。

 プレーオフでは16試合で平均36.2分コートに立ち、16.9点、4.4リバウンド、4.6アシストに3ポイント成功率44.3%(平均2.4本成功)をマーク。なかでもデンバー・ナゲッツとのカンファレンス決勝では4連敗に終わったなか、シリーズ平均39.6分、21.3点、3.5リバウンド、5.3アシストに同成功率56.0%という申し分ない成績を残した。
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「リラックスなんて全然できない」。リーブスを苦しめた相手エース