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「NBAチャンピオンになるため」バックスの“宿敵”へ移籍したホリデーが理由を激白! 本拠地ファンに「すべてを捧げる」と約束<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.10.05

今季セルティックスに新加入したホリデー。(C)Getty Images

 10月4日(日本時間5日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスがドリュー・ホリデーの入団会見を行なった。過去3シーズンはミルウォーキー・バックスでプレーした33歳は、9月27日の3チーム間トレードでポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍も、今月1日のトレードでセルティックスへ入団した。

「ものすごく慌ただしかった。僕の家族は(ミルウォーキーで)落ち着いていて、友人もいたからね。でもこれも(NBAの)ビジネスの一部だということは理解しているよ」

 そう語ったホリデーは、NBAキャリア14年を誇る196センチ・93キロのポイントガード。昨季バックスで平均19.3点、5.1リバウンド、7.4アシスト、1.2スティールを残し、10年ぶり2度目のオールスター選出を果たした。さらに2021年には優勝を飾り、これまでオールディフェンシブチームに5度も選ばれた実績を持つ。

 屈強な肉体と素早い判断力、本職のガードだけでなく、フォワードの選手にもマッチアップできる守備範囲の広さも魅力で、勝利のためなら泥臭い仕事やハッスルプレーもこなす。
 
 そのホリデーが加入したセルティックスは、ロサンゼルス・レイカーズと並んでNBA史上最多となる17回の優勝を誇る名門。現在のロースターにはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンという生え抜きのウイングデュオを擁するほか、クリスタプス・ポルジンギス、アル・ホーフォード、デリック・ホワイトといった実力者もおり、直近7年間で5度のカンファレンス・ファイナル進出、2022年にはファイナルに出場した。

 自身2度目のチャンピオンシップを欲するホリデーは、セルティックス入りを決断した理由をこう明かしていた。

「ここには勝利する最大のチャンスがあると感じた。僕はこのチームの選手たちを助けることができるし、このリーグですごいことをやり遂げられると思ったんだ。だからチャンピオンになるためにここへやって来た」
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「優勝を狙えるチームの一員になれて嬉しい」