現地時間10月29日（日本時間30日、日付は以下同）、ロサンゼルス・レイカーズは敵地ゴールデン１・センターでサクラメント・キングスと対戦。オーバータイムの末に127－132で敗れ、今季成績を１勝２敗（勝率33.3％）とした。

　両軍の先発はどちらも過去２戦と同様。レイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、トーリアン・プリンス、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの５人、キングスはディアロン・フォックス、ケビン・ハーター、ハリソン・バーンズ、キーガン・マレー、ドマンタス・サボニスがスターティングラインナップに並んだ。

　試合は昨季平均得点、オフェンシブ・レーティングともリーグ１位と高火力を誇ったキングスが、第１クォーターからその破壊力を遺憾なく発揮し41－28とロケットスタート。レイカーズは第２クォーターに一時３点差まで迫るも、前半だけで21得点を叩き出したフォックスを中心にキングスが再びリードを広げ、66－55で後半に突入する。
  　第３クォーター、レイカーズは残り７分からプリンスの連続３ポイントなどで11－０のランを仕掛け、75－76と１点差まで追い上げ。その後は一進一退の攻防が続き、83－87の４点ビハインドでラスト12分を迎える。

　勝負の第４クォーター、レイカーズは開始１分で八村塁の３ポイント、ラッセルのジャンパーで２点差まで迫ると、残り10分24秒に八村が再び長距離砲を沈め、91－90とこの試合初のリードを奪う。その後は両軍一歩も譲らぬ展開が続いたなか、115－115とタイスコアで迎えたキングスのラストポゼッション、勝ち越しを狙ってマレーが放った３ポイントはリングに嫌われ延長に突入した。

　オーバータイムでは、マリーク・モンクが11得点を叩き出しオフェンスを牽引すると、残り32秒にハーターがリードを５点に拡大する値千金の３ポイントをヒット。最後はレイカーズがコミュニケーションミスによるターンオーバーを犯し勝負あり。キングスがホームで連勝を飾った。