現地時間1月15日、NBAが今季第12週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからマイアミ・ヒートのバム・アデバヨ、ウエスタン・カンファレンスからユタ・ジャズのラウリー・マルッカネンが選出された。
1月8日(月)から14日(日)の期間中、4試合に出場したアデバヨは平均23.0点(フィールドゴール成功率56.5%)、11.0リバウンド、5.8アシストをマーク。チームの3勝1敗に貢献し今季初、通算2回目の週間MVPに輝いた。
26歳のビッグマンは、この週の全試合で20得点、10リバウンド以上のダブルダブルを達成。前週を含めれば5試合連続の達成で、球団で同記録を残したのはほかにシャキール・オニールとレブロン・ジェームズだけだ。
また、4試合のうちのラスト3戦でチーム最多のアシストもマークし、今季通算100アシストに到達。入団から7年連続の100アシスト超えは、ドゥエイン・ウェイドの13年に次ぐ球団2位の記録となっている。
頼れる大黒柱の活躍で、ヒートは現在24勝16敗でイースト5位。昨季を上回る成績でシーズンの折り返しを迎えている。
一方、期間中にジャズを4連勝に導いたマルッカネンは、平均24.5点(フィールドゴール成功率47.3%)、11.0リバウンド、2.8アシストを記録。キャリア7年目で嬉しい初受賞となった。
フィンランド代表の26歳は、8日のミルウォーキー・バックス戦で21得点、14リバウンドをあげると、続くデンバー・ナゲッツ戦で26得点、12リバウンド、13日のロサンゼルス・レイカーズ戦では29得点、9リバウンドの働きで強敵連破の立役者となった。
期間中は3ポイント成功率48.1%(13/27)とシュートタッチが好調で、シーズンの平均も39.7%と4割間近。フィールドゴール成功率(49.7%)、フリースロー成功率(87.5%)と合わせて、「50-40-90」の大台も視界に捉えている。
今季は序盤から下位に低迷していたジャズだが、昨年12月中旬以降13勝3敗の快進撃で、22勝20敗のウエスト9位に浮上。現在も6連勝中と、いま最も波に乗るチームとなっている。
構成●ダンクシュート編集部
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