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2020年最初の週間MVPは東西首位チームのエースが受賞!アデトクンボは今季3度目、レブロンは初のアシスト王に向けて視界良好|NBA第11週

ダンクシュート編集部

2020.01.07

バックスをリーグ首位に導くアデトクンボ(左)、オールラウンドな働きを見せたレブロン(右)が2020年最初の週間最優秀選手に。(C)Getty Images

 1月6日(日本時間7日)、NBAが第11週(現地12月30~1月5日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが選出された。

 第2週と6週に続き早くも今季3度目(通算12度目)の受賞となったアデトクンボは、期間中の3試合で平均29.0点(フィールドゴール成功率58.3%、3ポイント成功率41.2%、フリースロー成功率75.0%)、11.7リバウンド、3.7アシストをマーク。故障により3試合ぶりの出場となった12月30日(同31日)のシカゴ・ブルズ戦で23得点、10リバウンド、6アシストの活躍を見せると、年明け最初のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では32得点、17リバウンド、4アシストと暴れ回り、チームを3戦全勝に導いた。

 今季は得点やリバウンドなど複数の項目でキャリアハイの成績を残している昨季MVPにとって、唯一の懸念材料はフリースロー成功率の低さ。ここまで自己ワーストの61.1%(215/352)と精度を欠いていたが、それでも4日(同5日)のサンアントニオ・スパーズ戦では18本中15本成功と復調。すでに自身最多の成功数を更新している3ポイントに加え、フリースローも安定感が増せば鬼に金棒となるだろう。
 
 一方のレブロンは、3試合で平均23.0点(フィールドゴール成功率47.5%、3ポイント成功率20.0%、フリースロー成功率57.9%)、11.7リバウンド、12.7アシストと平均トリプルダブルの活躍で今季2度目、史上最多を更新する通算63度目の栄冠を手にした。

 1月1日(同2日)のフェニックス・サンズ戦で31得点、13リバウンド、12アシストを叩き出すと、3日(同4日)のニューオリンズ・ペリカンズ戦では17得点、8リバウンド、15アシスト。5日(同6日)のデトロイト・ピストンズ戦でも21得点、14リバウンド、11アシストと今季9度目のトリプルダブルを達成し、チームを5連勝に導いた。

 今季のレブロンは得点面こそルーキーイヤーに次ぐ自身ワースト2位(平均24.9点)に沈んでいるものの、平均アシストは自己最多の11.0本を記録。現在7試合連続で10アシスト超えとリーグ唯一の平均2桁をクリアしており、キャリア17年目にして初のアシスト王を視界に捉えている。

 第12週(現地1月6日~12日)、リーグ首位のバックスはいずれもアウェーでゴールデンステイト・ウォリアーズ、サクラメント・キングス、ポートランド・トレイルブレイザーズと対戦。レイカーズは7日(同8日)のニューヨーク・ニックス戦でホーム5連戦を終えたのち、敵地でダラス・マーベリックス、オクラホマシティ・サンダーとの連戦に臨む。

構成●ダンクシュート編集部
 
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