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八村塁が攻守で新生レイカーズのキーマンに!20得点超えの試合で今季9勝1敗、守備では直近10戦の被FG成功率で堂々リーグ1位<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.26

攻守で高い貢献度を誇る八村。直近10試合は平均18.2点を叩き出す。(C)Getty Images

 世界最高峰のNBA、その中でも屈指の人気と注目を集めるチームで、八村塁が輝きを放っている。

 八村は6年目の今季、55試合中48試合に出場(すべて先発)し、平均13.4点、5.3リバウンド、1.5アシストを記録。フィールドゴール(FG)成功率は50.8%でリーグ32位、3ポイント成功率は41.5%で同18位にランクしている。

 とりわけ光るのが、ここ最近の好調ぶりだ。1月30日以降の10試合では6試合で20得点以上をマークし、平均18.2点、FG成功率55.6%、3ポイント成功率43.1%と数字は大幅アップ。大黒柱のレブロン・ジェームズはもちろん、新加入のルカ・ドンチッチとも上々の連携を披露している。

 なお、今季はここまで10度の20得点以上を奪っている八村だが、その試合でチームは9勝1敗。1度目の試合(開幕4戦目のフェニックス・サンズ戦)で敗れて以降は9連勝中と、自身の活躍が勝利に直結しており、レイカーズの"Xファクター"と言うべき存在になりつつある。
 
 さらに特筆すべきは、今季は攻撃のみならず守備でも多大な貢献を果たしている点だ。リーグの公式データによると、自身がマークを担当した相手のFG成功率では、直近10試合・100本以上の被試投数がある選手の中で八村は堂々のリーグ1位。120本打たれたうち、決められたのは39本の成功率32.5%に封じている。

 その象徴のような試合となったのが、直近の22日に行なわれたデンバー・ナゲッツ戦だ。八村は昨季MVPのニコラ・ヨキッチと多くの時間で対峙し、相手を今季最少のFG2本(試投7本/12得点)に抑えつつ、自身は21得点を稼ぐ殊勲の働きを見せた。

 この10試合の間、チームも8勝2敗と好調で、ディフェンシブ・レーティングはリーグ2位と堅守を誇っている。世界中に多くのファンを持つ名門球団の先発フォワードとして、不動の地位を築く八村。さらなる飛躍へ、期待は高まるばかりだ。

構成●ダンクシュート編集部

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