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NBA

ハリバートンがNBAで“最も過大評価されている選手”に…不名誉な称号にも本人は「どうでもいいこと」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.04.25

選手投票で思わぬ称号を得たハリバートンだが、チームファーストの姿勢を貫いている。(C)Getty Images

選手投票で思わぬ称号を得たハリバートンだが、チームファーストの姿勢を貫いている。(C)Getty Images

 現地時間4月22日(日本時間23日、日付は以下同)、インディアナ・ペイサーズはホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでミルウォーキー・バックスとのプレーオフ1回戦第2戦に臨み、123-115で制して2連勝を飾った。

 バックスはヤニス・アデトクンボがゲームハイの34得点、18リバウンドに7アシスト、ボビー・ポーティスが6本の3ポイントを含む28得点、12リバウンド、右ふくらはぎの深部静脈血栓症から約1か月ぶりに復帰したデイミアン・リラードが14得点、7アシスト、カイル・クーズマが12得点をマーク。

 もっとも、アウェーのバックスがリードした時間はなく、ペイサーズはアーロン・ネスミスの3ポイントで先制すると、パスカル・シアカムのジャンパー、マイルズ・ターナーの長距離砲と8-0のランで主導権を握り、最後までリードを渡さなかった。

 ペイサーズはシアカムが24得点、11リバウンド、3スティール、タイリース・ハリバートンが21得点、5リバウンド、12アシスト、アンドリュー・ネムハードが17得点、6アシスト、ネスミスが16得点、ターナーが15得点、2ブロック、ベネディクト・マサリンが14得点を記録。

 シリーズは会場をバックスのホーム、ファイサーブ・フォーラムへ移して25日に第3戦、27日に第4戦が行なわれる。ペイサーズはシリーズ2戦で平均120.0点、フィールドゴール成功率50.3%、3ポイント成功率41.4%とオフェンスが好調で、バックスが悪い流れをホームで断ち切ることができるか注目される。
 
 そんななか、22日に米スポーツ専門メディア『The Athletic』に、今季のNBAに関する選手投票の記事が公開。3月上旬から4月中旬にかけて、全30チームの計158選手にアンケートを取った結果、“最も過大評価されている選手”でトップの得票率(14.4%)を残したのがハリバートンとなった。

 ハリバートンは2度のオールスター選出を誇るペイサーズの顔で、昨季は平均20.1点、1.20スティールにリーグトップの10.9アシストをマークした実力者。オールNBA3rdチームに選ばれ、夏にはパリ五輪のアメリカ代表として金メダルも獲得した。

 今季は開幕5戦で平均14.6点、6.6アシストにフィールドゴール成功率34.6%、3ポイント成功率25.0%と出遅れたが、オールスターブレイク後は平均20.6点、11.0アシスト、フィールドゴール成功率53.3%、3ポイント成功率43.9%と復調。プレーオフでも平均15.5点、6.0リバウンド、12.0アシストとチームを牽引している。
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