現地時間４月26日（日本時間27日、日付は以下同）、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのチェイス・センターで、ヒューストン・ロケッツとのNBAプレーオフ2025ファーストラウンド第３戦に臨んだ。

　ホームに集まった１万8064人もの観客が大声援を送るも、この日のウォリアーズは第１クォーターに放った３ポイントが成功率15.4％（２／13）と不発で、第２クォーター中盤に13点ビハインドを背負う劣勢に。

　ところが、カリーのレイアップと長距離砲が決まって徐々に息を吹き返し、バディ・ヒールドやドレイモンド・グリーンのショットも決まって３点差（46－49）で試合を折り返すと、第４クォーター中盤からカリーとゲイリー・ペイトン二世の活躍で点差を広げていき、最終スコア104－93で勝利を手にした。

「彼はステフ・カリーなんだ。歴代最高の選手の１人。彼は37歳だけど、私からすれば、最も良好なコンディションを保っているアスリートの１人なんだ。
  　41分間もあのディフェンスをされながらプレーし、スロースタートからリズムを掴んでみせた。我々は、今日のパフォーマンスを長い年数にわたって数えきれないくらい目にしてきた。重要なショットを決め切り、プレッシャーがかかるなかでターンオーバーをたったの２本に抑えたんだ。本当に素晴らしかったよ」

　スティーブ・カーHC（ヘッドコーチ）が試合後に話したように、この試合でカリーは両チーム最長の40分59秒もコートに立ち、ゲームハイの36得点、９アシストに７リバウンド、２ブロックと大暴れ。

　ジミー・バトラーを臀部深部筋の打撲で欠くなか、シリーズ最多得点に加えて最初の２戦で計10本を喫していたターンオーバーを２本に抑え、攻守両面でウォリアーズを引っ張ってみせた。

　第３戦ではカリーのほか、５本の３ポイントを沈めたヒールドが計17得点に３スティール、ペイトン二世が16得点、ブランディン・ポジェムスキーが10得点、４リバウンド、グリーンが７得点、８リバウンド、４アシスト、２スティール、３ブロック、クインテン・ポストが両軍最多の12リバウンドに４アシストと奮闘。