現地時間4月29日(日本時間30日)、インディアナ州インディアナポリンスのゲインブリッジ・フィールドハウスで、インディアナ・ペイサーズとミルウォーキー・バックスのプレーオフのファーストラウンド第5戦が行なわれた。
オーバータイムにもつれた一戦は、1勝3敗と後のないバックスがゲイリー・トレントJr.とヤニス・アデトクンボの活躍で残り40秒で7点のリードを奪う。しかし、ホームでシリーズ突破を決めたいペイサーズは、アンドリュー・ネムハードの3ポイントとタイリース・ハリバートンの3点プレーで1点差に詰め寄ると、残り1.4秒にハリバートンがヤニス相手にレイアップを決め、119-118で劇的勝利を収めた。
2年連続1回戦でバックスを撃破し、カンファレンス準決勝進出を決めたペイサーズはハリバートンが26得点、9アシスト、3スティール、マイルズ・ターナーが21得点、9リバウンド、アーロン・ネスミスが19得点、12リバウンド、ネムハードが15得点、6リバウンド、6アシスト、ベンチからTJ・マッコネルが18得点をマーク。
バックスは得点源のデイミアン・リラードをアキレス腱断裂で欠くなか、大黒柱のヤニスが30得点、20リバウンド、13アシストのトリプルダブル、トレントJr.がゲームハイの33得点に5スティール、AJ・グリーンが19得点、ボビー・ポーティスが14得点、10リバウンド、ケビン・ポーターJr.が11得点、7リバウンドと奮闘した。
同点10回、リードチェンジ13回という熱戦が繰り広げられたなかで、試合終了後にハリバートンの父ジョンがヤニスを挑発して言い合いに発展。さらにヤニスはペイサーズのベネディクト・マサリンとも口論になった。
ヤニスは試合後の会見で「まずタイリースのことは大好きだ。彼は優れた競争者だからね。でも、彼の父親がコートに出てきて、息子の顔が印刷されたタオルを見せながら『これが俺たちの仕事だ、クソ野郎』と言ってきたのは、本当に無礼だと感じた」と事の経緯を説明し、持論を述べた。
「僕は勝った時にも謙虚であるべきだと思っている。世の中には、勝ったから相手に言いたいことを言っていい、相手を侮辱してもいいという考え方をする人もいるけど、僕はそうは思わない」
一方、「ヤニスと父の間で何かあったことは、ロッカールームに戻ってビデオを見せられるまで知らなかった」というハリバートンは、「父とは話をしたけど、彼の行動には賛同できない。僕がゲームウィナーを決めたことに興奮してコートに出てきてしまった。ゲームで起きたことはゲームで完結すべきで、それ以上のことがあってはならない。ヤニスにも後で説明しにいくつもりだ」と父に苦言を呈した。
口論の後にヤニスはジョンと話をし「今は良好な関係にある」と明かしたが、両チームにとって後味の悪い試合となってしまった。
構成●ダンクシュート編集部
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