ニューヨーク・ニックスは、現地時間5月12日(日本時間13日、日付は以下同)に行なわれたカンファレンス・セミファイナル第4戦でボストン・セルティックス相手に121-113で競り勝ち、3勝1敗でシリーズ突破に王手をかけた。
ホームのマディソンスクエア・ガーデンではラトレル・スプリーウェルやラリー・ジョンソン、ジョン・スタークスといったOBが駆けつけて選手たちを応援。アウェーのセルティックスが約34分間にわたってリードしていた試合を制し、2000年以来のカンファレンス・ファイナルまであと1勝に迫った。
チームはジェイレン・ブランソンが39得点、5リバウンド、12アシスト、ミケル・ブリッジズが23得点、7リバウンド、3アシスト、4スティール、カール・アンソニー・タウンズが23得点、11リバウンド、OG・アヌノビーが20得点、ジョシュ・ハートが9リバウンド、5アシストを奪取。
王者セルティックスは、ジェイソン・テイタムが今プレーオフ最多の42得点に8リバウンド、4アシスト、4スティール、2ブロックを残すも、第4クォーターに負傷退場となり、翌13日に右足のアキレス腱断裂と発表され、無念の戦線離脱を余儀なくされた。
第5戦はセルティックスのホームTDガーデンで行なわれるが、トップスコアラーの離脱によって、ニックスが圧倒的有利になったと見ることもできる。
ただ、キャプテンのブランソンは逆転勝ちを収めた第4戦後に「僕からすれば、別に何も祝福することなんてない」と慢心する様子はなかった。
「(第3戦の負けから)僕らがやり返したこと。それが最も誇らしい。チームで一丸となって戦ったんだ。何よりも、自分たちがやってきたことを止めなかったことが大事なんだ」
このシリーズで、ブランソンは両チームトップの平均28.0点、7.8アシストに3ポイント成功率41.2%と好調を維持。さらにタウンズが平均19.8点、14.0リバウンド、ブリッジズが14.3点、5.8リバウンド、4.3アシスト、3.0スティール、アヌノビーが14.0点、3.5リバウンド、1.8アシスト、1.3スティール、ハートが13.3点、8.0リバウンド、3.5アシストをマーク。
今季のニックスはブリッジズとタウンズの加入で、まだまだ進化することができるとブランソンは語る。
「自分たちがベストなバスケットボールを展開できているとは思っていない。僕らは今年から構築された新しいチームであり、自分たちが目指すベストチームにはまだ長い道のりがある。僕らには学べる時間があるんだ。このチームが満足することは決してないし、それが自分たちのメンタリティになっている」
プレーオフのシリーズは4戦先勝で、王手をかけたニックスが優勢なのは間違いない。ただ、ひとつのプレーやラッキーボーイの登場でシリーズの流れが変わるのがポストシーズンだけに、次戦で決着をつけたいところだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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チームはジェイレン・ブランソンが39得点、5リバウンド、12アシスト、ミケル・ブリッジズが23得点、7リバウンド、3アシスト、4スティール、カール・アンソニー・タウンズが23得点、11リバウンド、OG・アヌノビーが20得点、ジョシュ・ハートが9リバウンド、5アシストを奪取。
王者セルティックスは、ジェイソン・テイタムが今プレーオフ最多の42得点に8リバウンド、4アシスト、4スティール、2ブロックを残すも、第4クォーターに負傷退場となり、翌13日に右足のアキレス腱断裂と発表され、無念の戦線離脱を余儀なくされた。
第5戦はセルティックスのホームTDガーデンで行なわれるが、トップスコアラーの離脱によって、ニックスが圧倒的有利になったと見ることもできる。
ただ、キャプテンのブランソンは逆転勝ちを収めた第4戦後に「僕からすれば、別に何も祝福することなんてない」と慢心する様子はなかった。
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このシリーズで、ブランソンは両チームトップの平均28.0点、7.8アシストに3ポイント成功率41.2%と好調を維持。さらにタウンズが平均19.8点、14.0リバウンド、ブリッジズが14.3点、5.8リバウンド、4.3アシスト、3.0スティール、アヌノビーが14.0点、3.5リバウンド、1.8アシスト、1.3スティール、ハートが13.3点、8.0リバウンド、3.5アシストをマーク。
今季のニックスはブリッジズとタウンズの加入で、まだまだ進化することができるとブランソンは語る。
「自分たちがベストなバスケットボールを展開できているとは思っていない。僕らは今年から構築された新しいチームであり、自分たちが目指すベストチームにはまだ長い道のりがある。僕らには学べる時間があるんだ。このチームが満足することは決してないし、それが自分たちのメンタリティになっている」
プレーオフのシリーズは4戦先勝で、王手をかけたニックスが優勢なのは間違いない。ただ、ひとつのプレーやラッキーボーイの登場でシリーズの流れが変わるのがポストシーズンだけに、次戦で決着をつけたいところだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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