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NBA

「ベンチ陣が最高だった」。選手層の厚さを見せつけたペイサーズ、ハリバートンは「僕らにとってすごく大きな勝利だ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.06.12

マサリン(左)、マッコネル(右手前)らベンチ陣が流れを引き寄せ、ペイサーズがシリーズ2勝目を奪った。(C)Getty Images

マサリン(左)、マッコネル(右手前)らベンチ陣が流れを引き寄せ、ペイサーズがシリーズ2勝目を奪った。(C)Getty Images

 現地時間6月11日(日本時間12日)、NBAファイナルの舞台はペイコム・センターからゲインブリッジ・フィールドハウスへ移り、第3戦が開催。ホームのインディアナ・ペイサーズがオクラホマシティ・サンダー相手に116-107で勝利し、2勝1敗でシリーズをリードした。

 この日は終始1桁点差の競り合いが展開され、同点15回、リードチェンジ9回を記録。第1クォーターはサンダーがチェット・ホルムグレンの13得点、ルージェンツ・ドートの9得点もあって32-24の好発進を見せた。

 だが第2クォーター、ホームの大歓声を背にペイサーズが猛攻を見せる。セカンドユニットのベネディクト・マサリンが14得点、TJ・マッコネルが6得点、4アシスト、3スティールをあげて勢いを持ち込むと、先発のタイリース・ハリバートンも7得点、3アシスト、パスカル・シアカムも6得点と続き、この12分間で一挙40得点。64-60の4点リードで試合を折り返す。
 
 後半に入ると再びサンダーがジェイレン・ウィリアムズとシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)による8-0のランで逆転。その後はリードが入れ替わるシーソーゲームが展開されたが、第3クォーター終盤にホルムグレンの3ポイントプレー、ウィリアムズの長距離砲でサンダーが5点差をつけて最終クォーターに突入した。

 しかし、ただでは転ばないのがペイサーズ。ベンチ陣の奮闘で追い上げ、残り8分33秒にマッコネルのレイアップで同点とすると、僅差の展開が続くなかでハリバートンが残り6分42秒に3点リードへ導く3ポイントをヒット。これで手にしたリードを最後まで死守して勝ち切った。

 ペイサーズはマサリンがゲームハイかつプレーオフ自己最多の27得点、ハリバートンが22得点、9リバウンド、11アシストに2スティール、シアカムが21得点、6リバウンド、4アシスト、2スティール、マッコネルが10得点、5アシスト、5スティールをマーク。

 前半でアンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、シアカムの先発陣が3ファウルに見舞われたものの、ネムハードはSGA相手の密着マークを見せつつ要所で貴重な追加点を奪い、ネスミスも残り3分4秒にダメ押しとなる3ポイントを決めるなど、チーム一丸となって白星を掴んだ。
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