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NBA

「僕は競争を好む人間」。ふくらはぎ負傷のハリバートンがファイナル第6戦出場を熱望「僕はプレーしたい。それがプランだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.06.19

ふくらはぎを痛めているハリバートン。第6戦の出場は五分五分といったところか。(C)Getty Images

ふくらはぎを痛めているハリバートン。第6戦の出場は五分五分といったところか。(C)Getty Images

 オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによる今年のNBAファイナルは、サンダーが1勝2敗からの2連勝で王手をかけ、シアトル・スーパーソニックス時代の1979年以来初のリーグ優勝まであと1勝とした。

 現地時間6月13日(日本時間14日)にゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれた第4戦、終盤に抜け出したサンダーは111-104で勝ち切ると、16日(同17日)の第5戦ではホームのペイコム・センターで120-109と快勝した。

 一方のペイサーズは第5戦、最大18点を追う展開のなか、TJ・マッコネルが第3クォーターだけで13得点、パスカル・シアカムが第4クォーターに14得点と爆発し、試合残り8分30秒に2点差まで追い上げた。しかし、そこからターンオーバーが重なって点差を広げられ、今年のプレーオフで初の2連敗となった。
 
 フランチャイズ初のNBAチャンピオンを目指すペイサーズにとって痛かったのは、タイリース・ハリバートンの負傷だ。第1クォーター途中に右ふくらはぎを痛めた司令塔は、第2クォーターにコートへ戻り、後半も出場して計34分9秒コートに立った。

 ただ、ルージェンツ・ドートとアレックス・カルーソを中心としたサンダーの守備巧者たちに苦戦。7リバウンド、6アシストをあげるも、得点面ではフィールドゴール6本すべてを落とすなど、プレーオフ自己ワーストタイの4得点に終わった。

 ホームでの第6戦を翌日に控えた18日。ハリバートンは「(この状態でプレーすることには)リスクが伴うことを理解しないといけない。けど僕は競争を好む人間だからプレーしたい。出場するために全力を尽くすよ」と話した。

 ふくらはぎの負傷を抱えながらプレーすることは、さらなるケガを招くリスクがある。2019年のプレーオフでは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)がふくらはぎ負傷から約1か月後に復帰した試合でアキレス腱断裂の大ケガに見舞われたこともあった。
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