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河村勇輝がブルズの一員としてNBAサマーリーグ参戦!2年目の契約獲得へ、新天地で再びアピールを期す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.07.04

ブルズの一員としてサマーリーグ参戦が決まった河村。期待の若手ブゼリス(左)らに混じりアピールを目指す。(C)Getty Images

 河村勇輝がNBA挑戦2年目に向けて動き出した。

 現地時間7月3日、シカゴ・ブルズが7月10日~20日にラスベガスで開催される「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」の出場メンバーを発表。ロスター14名の中に"Yuki Kawamura"の名が記されており、河村がブルズの一員としてサマーリーグに出場することが明らかとなった。

 2024-25シーズンをメンフィス・グリズリーズの2WAY契約選手として過ごした河村は、シーズン終了後にグリズリーズからクオリファイングオファーを提示されず、完全FAとなっていた。

 昨年はパリ五輪があった関係でサマーリーグの出場を見送った河村だが、10月のトレーニングキャンプとプレシーズンでチャンスを掴み、下部リーグと行き来可能な2WAY契約を締結。再び契約獲得を目指す今年は、新天地で夏の段階からアピールに励むこととなる。
 
 ブルズと言えば、1990年代に"神様"マイケル・ジョーダンを擁し、6度の優勝を飾った東の名門だ。サマーリーグとはいえ、日本人選手が所属するのは初となる。

 なお、ブルズの2WAY契約は現状3枠のうち2枠が埋まっている。サマーリーグチームには、その2選手(エマニュエル・ミラー、ジャミア・ヤング)のほか、昨年のドラフト11位ルーキーのマタス・ブゼリスや、昨季Gリーグのメンフィス・ハッスルで河村と共闘したマオジーニャ・ペレイラも名を連ねている。

 日本人選手では富永啓生がインディアナ・ペイサーズで、馬場雄大がニューヨーク・ニックスの一員として今年のサマーリーグに出場することが発表されており、4選手が出場した2019年に続いて2度目の複数選手が参加する大会となる。

 ブルズの大会スケジュールは以下の通り。14日(日本時間15日)にはペイサーズとの対戦が組まれており、河村と富永の直接対決も見られるかもしれない。有望な若手が集う夏の登竜門で、日の丸戦士たちのアピール合戦に期待だ。

■ブルズ(河村所属)サマーリーグ日程

7月11日(12日)vsトロント・ラプターズ
7月12日(13日)vsサクラメント・キングス
7月14日(15日)vsインディアナ・ペイサーズ
7月16日(17日)vsミルウォーキー・バックス

※カッコ内は日本時間。7月18日以降はリーグ戦の結果により詳細が決定
※会場:米国ネバダ州ラスベガス ネバダ大学ラスベガス校 トーマス&マックセンター/コックスパビリオン

構成●ダンクシュート編集部
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