２月７日（日本時間８日、日付は以下同）、ワシントン・ウィザーズはホームでダラス・マーベリックスと対決。今季開幕戦では100－108で敗れていただけに、ウィザーズとしてはリベンジをかけた試合となった。

　オールスターのルカ・ドンチッチを右足首捻挫で欠くマブズは、クリスタプス・ポルジンギスを中心にペイントアタックと３ポイントでウィザーズを攻め立てる。

　そんな中、復帰２戦目となった八村塁は、序盤から高い集中力を見せつけてチームを牽引。イシュ・スミスのパスから左コーナー付近でノーマークの３ポイントを沈めると、ボールプッシュから右コーナーのアイザック・ボンガへ３ポイントをアシスト。

　その後も八村は落ち着きを保ちつつ、アグレッシブなプレーを続けていく。タフなディフェンスでティム・ハーダウェイJr.のミスショットを誘うと、ボンガのパスを受け取って豪快なワンハンドダンクを叩き込む。直後のポゼッションではしっかりとスクリーンアウトしてリバウンドを獲得。

　さらに、第１クォーター残り約６分にはリング下からのキックアウトパスを読んでスティール。そのままボールプッシュし、ドライブでマキシ・クリバーを抜いて加点。残り５分で１度ベンチへ下がるも、すぐにコートへ戻るなど多くの時間帯でコートに立っていた。
  　第２クォーターもスタートから出場した八村は、221㎝のポルジンギス相手にプルアップジャンパーを決める。跳び込みでディフェンシブ・リバウンドをもぎ取るなど、センター起用にも応えていた。

　ハーフコートオフェンスでも、１対１へと持ち込んでからターンアラウンドジャンパー、残り８分にはファーストブレイクでトロイ・ブラウンJr.のパスからフックショットを沈めて、ここまでフィールドゴール100.0％（６／６）と絶好調。

　その後もポルジンギス相手に右45度付近から１対１に持ち込み、３ファウル目を誘発してマブズのゲームプランを崩す好プレーも。ノーカウントになったものの、ステップバックジャンパーを決めていた。

　前半の八村は、15分55秒のプレータイムでブラッドリー・ビール（16得点）に次ぐ14得点に５リバウンド、１アシスト、１スティール。フィールドゴール75.0％（６／８）、３ポイント100.0％（１／１）、フリースロー50.0％（１／２）と上々の成績でハーフタイムを迎えた。

　後半最初のポゼッション。八村はビールのアシストからこの日２本目の３ポイントを成功。だがその後は３ポイントを２本連続でミス。ウィザーズは第３クォーター序盤にビールのアタックでポルジンギスから４つ目のファウルを誘い、ベンチへ追いやったものの、なかなか主導権を握ることができず。八村も残り５分35秒でベンチへ。