【スモールフォワード】
ラリー・バード
1956年12月7日生。206cm・100kg。
在籍期間:13シーズン(1979~92年)
成績:897試合、平均24.3点、10.0リバウンド、6.3アシスト
リーグ屈指の名門は多くのスーパースターを生み出してきたが、チーム史上最高のSFはラリー“レジェンド”バード以外にあり得ない。13年の現役生活で12回オールスターに選ばれ、1984~86年には3シーズン連続でMVPを獲得。3度の優勝をもたらすとともに、マジック・ジョンソンと熾烈なライバル関係を築き、“マイケル・ジョーダン以前”のNBAを牽引した。ボストンの伝説になっただけでなく、リーグの人気を高めた功労者としての功績は筆舌に尽くし難い。
他の多くのスター選手とは一線を画し、現役引退後もコーチ、エグゼクティブとしても成功したことで知られる。新人王(80年)、MVP(84~86年)、ファイナルMVP(84、86年)、オールスターMVP(82年)、最優秀コーチ賞(98年)、最優秀エグゼクティブ賞(2012年)をすべて受賞したのは、NBA史上でバードただ1人。引退後は地元のインディアナ・ペイサーズとの関係が深いが、いずれ何らかの形で古巣セルティックスに再び関わることもあるのだろうか。
【スモールフォワード】
ポール・ピアース
1977年10月13日生。201cm・107kg。
在籍期間:15シーズン(1999~2013年)
成績:1102試合、平均21.8点、6.0リバウンド、3.9アシスト
フォワードの2人目は本来であればPFを選ぶべきで、だとすればバードとともに80年代の黄金期を支えたケビン・マクヘイルが適任なのだろう。近年のファンには、ケビン・ガーネットの情熱的なディフェンスとリーダーシップが鮮明かもしれない。ただ、ここでは特例として、2000年代を代表するSF、“ザ・トゥルース”ことピアースを推したい。
セルティックスでの15シーズンで平均21.8点、6.0リバウンドをあげ、3ポイントとフリースローの成功数、スティール数では球団歴代1位。チームの低迷期には不満を漏らすこともあったが、2007年にガーネット、レイ・アレンとのトリオを誕生させて以降は、フランチャイズプレーヤーとしての貫禄はそれまで以上に増した。
“ビッグ3時代”には数多くのクラッチプレーを決め、ガーネットをして「(ピアースは)スーパーマンだ」と感嘆させたほど。2008年のファイナルではコービー・ブライアント擁する宿敵レイカーズを破り、シリーズMVPも獲得。名門を通算17度目の栄冠に導いた勇姿はファンの心に刻まれており、いまだに色あせることはない。
ラリー・バード
1956年12月7日生。206cm・100kg。
在籍期間:13シーズン(1979~92年)
成績:897試合、平均24.3点、10.0リバウンド、6.3アシスト
リーグ屈指の名門は多くのスーパースターを生み出してきたが、チーム史上最高のSFはラリー“レジェンド”バード以外にあり得ない。13年の現役生活で12回オールスターに選ばれ、1984~86年には3シーズン連続でMVPを獲得。3度の優勝をもたらすとともに、マジック・ジョンソンと熾烈なライバル関係を築き、“マイケル・ジョーダン以前”のNBAを牽引した。ボストンの伝説になっただけでなく、リーグの人気を高めた功労者としての功績は筆舌に尽くし難い。
他の多くのスター選手とは一線を画し、現役引退後もコーチ、エグゼクティブとしても成功したことで知られる。新人王(80年)、MVP(84~86年)、ファイナルMVP(84、86年)、オールスターMVP(82年)、最優秀コーチ賞(98年)、最優秀エグゼクティブ賞(2012年)をすべて受賞したのは、NBA史上でバードただ1人。引退後は地元のインディアナ・ペイサーズとの関係が深いが、いずれ何らかの形で古巣セルティックスに再び関わることもあるのだろうか。
【スモールフォワード】
ポール・ピアース
1977年10月13日生。201cm・107kg。
在籍期間:15シーズン(1999~2013年)
成績:1102試合、平均21.8点、6.0リバウンド、3.9アシスト
フォワードの2人目は本来であればPFを選ぶべきで、だとすればバードとともに80年代の黄金期を支えたケビン・マクヘイルが適任なのだろう。近年のファンには、ケビン・ガーネットの情熱的なディフェンスとリーダーシップが鮮明かもしれない。ただ、ここでは特例として、2000年代を代表するSF、“ザ・トゥルース”ことピアースを推したい。
セルティックスでの15シーズンで平均21.8点、6.0リバウンドをあげ、3ポイントとフリースローの成功数、スティール数では球団歴代1位。チームの低迷期には不満を漏らすこともあったが、2007年にガーネット、レイ・アレンとのトリオを誕生させて以降は、フランチャイズプレーヤーとしての貫禄はそれまで以上に増した。
“ビッグ3時代”には数多くのクラッチプレーを決め、ガーネットをして「(ピアースは)スーパーマンだ」と感嘆させたほど。2008年のファイナルではコービー・ブライアント擁する宿敵レイカーズを破り、シリーズMVPも獲得。名門を通算17度目の栄冠に導いた勇姿はファンの心に刻まれており、いまだに色あせることはない。