■現地メディアがセレクトしたNBA史上最高の左利きプレーヤー5選
1.ネイト・アーチボルド(元ロイヤルズほか)
185㎝・68㎏というサイズから“タイニー”の愛称で親しまれた男は、ことスコアリングとプレーメーカーの両面においては恐れ知らず、かつ無慈悲な選手であり、コート上において完成された支配者として活躍。本来、この表現はペイントエリアを牛耳るビッグマンに用いることが多いのだが、アーチボルドのプレーを見てみると、小柄ながらも恐ろしさを発揮していたことが分かる。
通算6度のオールスターに5度のオールNBAチーム選出を誇るアーチボルドは、1972-73シーズンに平均34.0点、11.4アシストを奪い、NBA史上唯一となる得点王とアシスト王の2冠という金字塔を樹立。アキレス腱断裂を機にスタッツは下降したものの、キャリア終盤の81年にセルティックスで優勝、さらには同年にオールスターMVPにも選ばれている。
2.ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)
2017-18シーズンのMVPは、これまで何度も同賞の最終候補に名を連ねるほどのスーパースターとなり、現役最高のレフティーという評価を確立。昨季平均36.1点、今季はここまで34.4点と、アーチボルドが73年に残した平均34.0点を抜き去り、レフティーとしてはNBA史上最高のハイアベレージをマーク。
今回紹介する5選手の中で、ハーデンだけは優勝経験がないものの、唯一の現役選手であり、キャリアもまだまだ続くため、チャンピオンリングを手にする可能性は十分あると言っていい。
3.ウィリス・リード(元ニックス)
“ザ・キャプテン”の異名を持つビッグマンは、ニックス一筋10シーズンで7度のオールスター、5度のオールNBAチームに選ばれたレジェンド。1970、73年と、ニックスが優勝した2度の優勝全てに絶大な貢献をし、いずれもファイナルMVPに輝いた。
特に70年のファイナルは、ジェリー・ウエスト、エルジン・ベイラー、ウィルト・チェンバレン擁するレイカーズ相手に大暴れ。だが第5戦で大腿に重大なケガを負い、筋肉を断裂してしまったことで第6戦を欠場。その試合でチェンバレンが45点、27リバウンドと猛威を振るい、シリーズは3勝3敗のタイ。運命の第7戦を控える中、リードの欠場は濃厚とされていた。
1.ネイト・アーチボルド(元ロイヤルズほか)
185㎝・68㎏というサイズから“タイニー”の愛称で親しまれた男は、ことスコアリングとプレーメーカーの両面においては恐れ知らず、かつ無慈悲な選手であり、コート上において完成された支配者として活躍。本来、この表現はペイントエリアを牛耳るビッグマンに用いることが多いのだが、アーチボルドのプレーを見てみると、小柄ながらも恐ろしさを発揮していたことが分かる。
通算6度のオールスターに5度のオールNBAチーム選出を誇るアーチボルドは、1972-73シーズンに平均34.0点、11.4アシストを奪い、NBA史上唯一となる得点王とアシスト王の2冠という金字塔を樹立。アキレス腱断裂を機にスタッツは下降したものの、キャリア終盤の81年にセルティックスで優勝、さらには同年にオールスターMVPにも選ばれている。
2.ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)
2017-18シーズンのMVPは、これまで何度も同賞の最終候補に名を連ねるほどのスーパースターとなり、現役最高のレフティーという評価を確立。昨季平均36.1点、今季はここまで34.4点と、アーチボルドが73年に残した平均34.0点を抜き去り、レフティーとしてはNBA史上最高のハイアベレージをマーク。
今回紹介する5選手の中で、ハーデンだけは優勝経験がないものの、唯一の現役選手であり、キャリアもまだまだ続くため、チャンピオンリングを手にする可能性は十分あると言っていい。
3.ウィリス・リード(元ニックス)
“ザ・キャプテン”の異名を持つビッグマンは、ニックス一筋10シーズンで7度のオールスター、5度のオールNBAチームに選ばれたレジェンド。1970、73年と、ニックスが優勝した2度の優勝全てに絶大な貢献をし、いずれもファイナルMVPに輝いた。
特に70年のファイナルは、ジェリー・ウエスト、エルジン・ベイラー、ウィルト・チェンバレン擁するレイカーズ相手に大暴れ。だが第5戦で大腿に重大なケガを負い、筋肉を断裂してしまったことで第6戦を欠場。その試合でチェンバレンが45点、27リバウンドと猛威を振るい、シリーズは3勝3敗のタイ。運命の第7戦を控える中、リードの欠場は濃厚とされていた。