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NBA

スパーズの「歴代ベスト5」を選定!黄金期を支えた“ビッグ3”とセンターは鉄板。一方でSFはレナードではなく…

出野哲也

2020.06.16

ロビンソン(左)&ダンカン(右)の強力ツインタワーで、チームは99年に初優勝。相棒の引退後もダンカンはスパーズ一筋で過ごし、19年間で5回の優勝を経験している。(C)REUTERS/AFLO

ロビンソン(左)&ダンカン(右)の強力ツインタワーで、チームは99年に初優勝。相棒の引退後もダンカンはスパーズ一筋で過ごし、19年間で5回の優勝を経験している。(C)REUTERS/AFLO

 1946年の創設から74年。その長い歴史の中でNBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE D...
 1946年の創設から74年。その長い歴史の中でNBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE DIGEST』では、NBAに精通する識者に依頼し、全30チームのベストメンバーを選んでもらった。今回は1997年から昨季まで22年連続でプレーオフに進出し、5回リーグの頂点に立った「サンアントニオ・スパーズ」編をお送りする。

【ポイントガード】
トニー・パーカー

1982年5月17日生。188cm・84kg。
在籍期間:17シーズン(2001~18年)
成績:1198試合、平均15.8点、2.8リバウンド、5.7アシスト

 大黒柱のティム・ダンカンは01-02シーズン、FAとなったジェイソン・キッドをスパーズが獲得することを願っていた。だがその願いは叶わず、チームは19歳の新人だったフランス人に正PGを任せることにした。腹を立てたダンカンは、そのルーキーを1年間無視し続けたという。

 だが大抵はそうであるように、スパーズ首脳陣の判断は正しかった。そのフランス人――パーカーは、キッドよりもずっと長くチームに貢献してくれたからだ。通算アシスト6829本は、2位のエイブリー・ジョンソンを2300本以上も引き離して球団記録。シュートレンジはそれほど広くなかった代わり、抜群のスピードでゴール下へと切り込んでいき確実にシュートを決めた。

 クリーブランド・キャバリアーズをスウィープした07年のファイナルでは、ヨーロッパ出身選手として初めてMVPに選ばれた。最後の1年をシャーロット・ホーネッツで過ごしたために“生涯スパー”ではなくなったのが、少々残念だった。
 
【シューティングガード】
マヌ・ジノビリ

1977年7月28日生。198cm・93kg。
在籍期間:16シーズン(2002~18年)
成績:1057試合、平均13.3点、3.5リバウンド、3.8アシスト

 全出場試合数の67%(1057試合中708試合)がベンチスタートだった選手が、フランチャイズのオールタイムベスト5に入るなど、普通はあり得ない。だがジノビリは、どのような意味でも“普通”ではなかった。異常なほど生産性が高く、ボックス±というアドバンスドスタッツでは史上22位。同じくVORPという統計でも38位、プレーオフに限ると17位まで上昇する。プレー自体も常識の枠には収まらず、ジノビリステップ/ユーロステップと称された変幻自在のムーブを、元同僚のショーン・エリオットは「交通渋滞をすり抜けていくリスのよう」と形容した。

 パスやスティールも独特かつ効果的。08年にはシックスマン賞を受賞しただけでなく、オールNBAチーム(3rd)入りまで果たし、これは史上唯一の例である。彼の手にかかれば、フロッピングさえも芸術の域まで高められた。強いけれども地味なチームカラーのスパーズにあって、他球団のファンからも熱狂的な支持を集めた名物男だった。
 

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