専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

まさかの敗北を喫したシクサーズのエンビードが“相棒”シモンズを批判「ターニングポイントは…」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.06.21

 シリーズ終了後、エンビードは「正直に言う」と切り出し、「(試合の)ターニングポイントは、何と言えばわからないが、オープンショットでフリースローの1点に終わった場面だと思った」と、上記のシモンズがシュートチャンスでパスを出した場面(同プレーでは、その後ファウルを受けたマティス・サイブルがフリースロー2本中1本をミス)を挙げており、17年からコンビを組んできた“相棒”を間接的に批判した。

 今季からチームを指揮するドック・リバース・ヘッドコーチは、記者からの「シモンズがチャンピオンシップチームのポイントガードになれると思うか?」という質問に「今その答えはわからない」とコメント。
 
 そのほか、シモンズの大学の先輩であるシャキール・オニールは、「もしヤツが自分のロッカールームにいたら、ケツをノックアウトしてやる」と喝。名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスは「チームはベン・シモンズをトレードに出さなければならない」と語っていた。

 来月20日に25歳の誕生日を迎えるシモンズの今季年俸は3056万ドル。チームとは19年7月に1億7000万ドルの延長契約を結んでおり、契約は25年まで残っている。今季はジェームズ・ハーデンとのトレードの噂が挙がったが、結局シクサーズに残留した。

 しかし大舞台で精彩を欠いたことで、今夏にトレード話が再燃することは必至。フロントはついに伸び悩むドラフト1位の放出を決めるのか。シクサーズにとって今オフはチームの未来を決める大きな転換点になるかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号