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東京五輪

「俺たちはすごく良くなってきている」グリーンが語るアメリカ代表の“進歩”とは?<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.07.20

 アメリカ代表は、25日の東京オリンピックの初戦でフランス代表と戦うが、エキシビジョンゲーム初戦からスペイン戦における成長について、グリーンはチームに自信を見せている。

「すごく大きな進歩だ。最初の2戦ではいつショットを打つのか、打つべきなのかを分かっていなかった。一緒にプレーするうえでどうすべきか理解しようとしていたんだ。でも最初の試合と比べたら、今ではものすごく変わってきた。今このチームは正しい方向へ突き進んでいるのさ」

 19日にアメリカ代表は日本に向けて出発したが、ラビーンが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りのため飛行機に同乗できず。チームはラビーンが今週末に合流できると見込んでいるのだが、現在のロースターでガードはリラードのみという事態に陥っている。
 
 そのため、デュラントやジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ジョンソンがスライドするという変則的なラインナップで初戦に臨むかもしれない。

 不安材料が多いことは否定できないものの、このチームにはデュラントとリラードというNBA屈指のスコアラー、優秀なスイッチディフェンダーのグリーンがいる点は強みと言えよう。指揮官ポポビッチの下、フロントコート過多のロースターでなんとか戦い、勝ち切るためのバスケットボールを見せてくれると期待したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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