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東京五輪

五輪4連覇に王手をかけたアメリカ。決勝で平均30点をマークするデュラントが挙げた勝負のポイントは?【東京五輪】

秋山裕之

2021.08.06

「相手チームは何年もかけてチームを構築し、互いにどのようにプレーすべきか分かっている。彼らは序盤から俺たちをねじ伏せてやろうとしているんだ。だから、俺たちは自分たちの原則を忠実にこなし、ディフェンスではスイッチしていくつかのスキームを実行するんだ」

 デュラントは2012年のロンドン大会決勝(スペイン戦)で30得点、16年のリオデジャネイロ大会(セルビア戦)でも30得点をマークしている。グループリーグ初戦で敗れたフランスに勝利するためにはこの男の活躍がマストだ。
 
 五輪決勝とNBAファイナルで王手をかけた試合の違いについて聞かれて、デュラントは「俺はどんなことも比較するのは好きじゃない。そういった全ての瞬間の価値を落とすようなことはしたくないんだ。俺はこの新たな経験を楽しみにしている」と切り返した。

 ただデュラントはフランスとの初戦、ファウルトラブルでわずか10得点と不発に終わっただけに、リベンジに向けて闘志を燃やしているのは間違いない。ここまで平均19.0点をあげているアメリカの絶対的エースは、7日の決勝戦では3大会連続の30点も期待できそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 

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