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NBA

「俺の仕事はレブロンを楽にすること」レイカーズ入りしたウエストブルックが入団会見で“自信”を語る<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.08.11

 オクラホマシティ・サンダー時代は、ケビン・デュラントとジェームズ・ハーデン(いずれも現ブルックリン・ネッツ)とともにビッグ3を形成していたウエストブルック。そして今季、レブロンという歴代最高級のプレーメーカーと共闘するのだが、その点についてはこう語っている。

「ブロン(レブロンの愛称)は歴代でもベストプレーヤーの1人。フロアですべてをこなせる能力がある。そのことは理解しているよ。私はチャンピオンシップ獲得が狙えるチームにやってきた。自分の仕事は彼の負担を楽にすることだと確信している。ゲームのなかで、その方法を探っていくよ」

 さらにウエストブルックは、「ボールを持たなくても、ゲームにインパクトを与える方法はある。俺は長い間それをやってきたから、今後も俺たちはその方法を互いに模索していくよ」とコメント。オフボールでプレーできることにも自信を見せていた。

 レイカーズはウエストブルックのほか、カーメロ・アンソニーやドワイト・ハワード、トレバー・アリーザ、ウェイン・エリントン、ケント・ベイズモア、ケンドリック・ナン、マリーク・モンクも新たにチームに加入。ビッグ3の成熟度だけでなく、チーム全体でも開幕に向けてケミストリーを構築していくことが求められる。
 
 ウエストブルックは「14度目のシーズンを迎えることができて感謝している。俺は毎年チームを押し上げて、チームメイトたちをより良くする方法を見つけようとしてきた。AD(デイビスの愛称)とブロンはまず友人であり、今回チームメイトになることができた」と語り、こう続けた。

「シーズンが進んでいくにつれて、俺たちは理解するだろう。そこにはアップダウンがあるということをね。でも、それはどのチームでも起こること。だけど、俺たちはベストな方法を見つけ出していくよ。チャンピオンシップを勝ち取るため、一緒にプレーすることを決めたんだからね」

 長丁場のシーズンだけに、レイカーズが開幕から勝利を重ねることもあれば、途中に連敗を喫することもあるだろう。そうしたなかで、闘争心が旺盛かつ負けず嫌いで、毎試合ハードにプレーすることを身上とするウエストブルックがいるのは、チームにとって大きなプラスとなるはずだ。

 スーパーチームと化したレイカーズでも、ウエストブルックはこれまで通り闘争心を剥き出しにし、コート内外であふれんばかりのエナジーを持ち込んでくれるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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