専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

ウエストブルックとレブロンはフィットするのか。現地記者3人が米メディアで大激論<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.08.16

「今回の補強が、レイカーズの起爆剤になるのは間違いない。2020年のチームを見ると、(優勝した2019-20シーズンの)“プレーオフ・ロンド”のような、レブロンに次ぐ第2のプレーメーカーが欠けていた。“プレーオフ・ロンド”はただのラジョン・ロンドではなく、チームが求めていたバージョンの存在だった。そしてラスは“プレーオフ・ロンド”以上にたくさんのことをこなせる。コートを駆け回り、ゲームを作り、自分でスコアもできる。彼はシューターというカテゴリーには分類されないけど、レイカーズはレブロンの隣を走る第2のプレーメーカーと思い描いているはずだ」

 もっとも、シェルバーン記者は両者がバランスを取り合うことは必須条件で、ウエスト
ブルックがフィットするまでに時間はかかると予想している。

「レブロンはクリーブランド(キャバリアーズ)でカイリー・アービング、マイアミ(ヒート)でドゥエイン・ウェイドと一緒にプレーしている。第2のプレーメーカーと共存した経験があるんだ。カギは自分(ウエストブルック)が第2のプレーメーカーだと自認すること。(レブロンがいない)ほかのチームでは、カイリー・アービングもドゥエイン・ウェイドもメインのプレーメーカーだからね。
 
 ラスもこれまでどのチームでも絶対的なプレーメーカーだった。ロンドのようにオフェンスを組み立て、レブロンの負担を減らせるだろうけど、オフ・ザ・ボールの動きを習得し、レブロンをサポートする第2のプレーメーカーと完全になるまでは、プレー時間を調整することになると思う」

 一方のジャッキー・マクマラン記者は、ウエストブルックのシュートレンジの狭さと、
ボールを支配する悪癖を懸念材料に挙げている。

「カイリー・アービングとドゥエイン・ウェイドはシュートが打てたけど、ラスはペリメーターからのショットが得意ではない。この点は問題になると思う。ラスの代わりに(サクラメント・キングスの)バディ・ヒールドのような(シュータータイプの)スペースメーカーが必要だった。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号