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NBA

「今の自分は“過去最高のルディ・ゴベア”」最強守護神が語る、東京五輪で得た自信とジャズの課題<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2022.01.22

「自分のパフォーマンスが全体的に一段ランクアップしたという感触がある」とも語っているが、とりわけ攻撃面での成長に大きく影響したと感じているのが、昨年の東京五輪だったという。

 ゴベアが所属したフランス代表は、グループ初戦でアメリカを破り(83-76)、決勝戦でも再度チームUSAと対戦。82-87で敗れはしたものの、好勝負を演じ銀メダルを獲得した。

 ニューヨーク・ニックスのシューティングガード、エバン・フォーニエとともにコートの両サイドを司ったゴベアは、この大会で平均12.2点、9.3リバウンド、評価指数18.2はチームハイで、文字通り大黒柱として母国を牽引。フランス代表ではオフェンス面でもリーダーとして周囲から頼られる存在であり、そこで自信を養ったことが、今季のジャズでのパフォーマンスにもつながっているという。

「それから、相手が何をしようとしているのかを予測することが以前よりも上手くできるようになったと感じる。自分のコンフォートゾーンから抜け出すことができたことで、どのポジションでも安心して守れるようになった」
 
 その一方で、課題に感じているのは、チーム全体にディフェンスの意識がやや欠けていることだ。つい先日も地元紙に、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーが献身的にディフェンスに貢献している例を挙げつつ、チームメイトたちへの檄ともとれる発言したことが話題になった。

 ゴベアは今季のユタについて「攻撃面では、ひとつのハードルを超えた感がある。ボールがよりよく回っていて、いい動きがあったら、それを繰り返しできるようになってきている」と手応えを感じている反面、ディフェンス面ではまだチーム全体での取り組みが足りないと指摘。そこには少なからず「ゴベアがいるから、ディフェンスは彼に任せればいい」という意識が存在しているという。

「ディフェンスは、チーム全体で取り組まなければならないものだということを理解する必要がある。そして、そうすることが我々をさらに良いチームへと引き上げてくれるんだ。なぜならこのチームは、バックコートではどんな時でも得点できるからね」

 レギュラーシーズンを“チームをしっかりと熟成させる期間”と捉え、万全の状態でプレーオフに臨むことが目下の目標であると語るゴベア。現在のジャズは、平均得点でリーグ首位と攻撃力の高さは存分に示している。そしてゴベアの指摘通り、チーム全体でディフェンスの意識を向上させることが、シーズン後半戦に向けての明確な課題だ。

文●小川由紀子

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