ケムズラHCは、アウトサイドシュートは犠牲にして、ウェンバンヤマに4人をつけてインサイドを固めたが、そびえ立つ219㎝のフォワードにオフェンシブ・リバウンドを取られ、セカンドチャンスから得点を許す不利な展開に。
チーム内で一番長身の209cmのセンター、マレク・ブラゼビッチをつけて、ようやく少し渡り合えたか、といった顛末だった。
フランスがペイント内から48得点を奪ったのに対し、リトアニアはその半分の24得点と、ウェンバンヤマ効果は数字にもはっきり表われている。
「選手たちは皆ウェンバンヤマに向かっていくのをためらっていた。実際には距離は空いていても、彼の大きさを意識すると、すぐそばに彼がいるような気がしてしまう。その一瞬のためらいが致命的だった」
マッチアップしたブラゼビッチが試合後、リトアニア系メディア『BasketNews』 にそう語ったコメントにも実感がこもっている。
「自分より背が高い選手とマッチアップしたのも久しぶりだったけれど、彼の自信がまたすごかった。18歳で代表チームに入ってきて、1オン1を怖がることもないし、バックボードを使って自分にボールを返すようなプレーも平気でやってしまうんだ。相当なメンタリティーの持ち主だよ。体もまだまだ成長しているし、IQの高さはすぐにわかる。彼はとてつもないプレーヤーになるだろうね」
昨季、リトアニアのジャルギリスでプレーしていたブラゼビッチは、アスヴェルに所属していたウェンバンヤマとユーロリーグで対戦経験があり、彼とのマッチアップは初めてではなかった。
彼自身も欧州で注目されている21歳は、「プレースタイルも変わった。アスヴェルにいた頃は、ドリブルでペリメーターまで近づいて、1オン1からフェイダウェイを打つなんてことはできなかったからね。身体能力や自信も格段にアップしている」とウェンバンヤマの成長ぶりを指摘。
ウェンバンヤマは2戦目のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でも、ドリブルで1オン1となったシチュエーションで、レッグスルーから3ポイントシュートを決める好プレーを披露している。
コレHCは、ウェンバンヤマがいま伸ばすべき一番の要素は「判断力や選択」だと常々話しているが、新クラブに加入してわずか数か月で、対戦相手も驚くほどの進化を遂げているようだ。
チーム内で一番長身の209cmのセンター、マレク・ブラゼビッチをつけて、ようやく少し渡り合えたか、といった顛末だった。
フランスがペイント内から48得点を奪ったのに対し、リトアニアはその半分の24得点と、ウェンバンヤマ効果は数字にもはっきり表われている。
「選手たちは皆ウェンバンヤマに向かっていくのをためらっていた。実際には距離は空いていても、彼の大きさを意識すると、すぐそばに彼がいるような気がしてしまう。その一瞬のためらいが致命的だった」
マッチアップしたブラゼビッチが試合後、リトアニア系メディア『BasketNews』 にそう語ったコメントにも実感がこもっている。
「自分より背が高い選手とマッチアップしたのも久しぶりだったけれど、彼の自信がまたすごかった。18歳で代表チームに入ってきて、1オン1を怖がることもないし、バックボードを使って自分にボールを返すようなプレーも平気でやってしまうんだ。相当なメンタリティーの持ち主だよ。体もまだまだ成長しているし、IQの高さはすぐにわかる。彼はとてつもないプレーヤーになるだろうね」
昨季、リトアニアのジャルギリスでプレーしていたブラゼビッチは、アスヴェルに所属していたウェンバンヤマとユーロリーグで対戦経験があり、彼とのマッチアップは初めてではなかった。
彼自身も欧州で注目されている21歳は、「プレースタイルも変わった。アスヴェルにいた頃は、ドリブルでペリメーターまで近づいて、1オン1からフェイダウェイを打つなんてことはできなかったからね。身体能力や自信も格段にアップしている」とウェンバンヤマの成長ぶりを指摘。
ウェンバンヤマは2戦目のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でも、ドリブルで1オン1となったシチュエーションで、レッグスルーから3ポイントシュートを決める好プレーを披露している。
コレHCは、ウェンバンヤマがいま伸ばすべき一番の要素は「判断力や選択」だと常々話しているが、新クラブに加入してわずか数か月で、対戦相手も驚くほどの進化を遂げているようだ。
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