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バスケW杯

【バスケW杯準決勝レポート①】ボグダノビッチを中心に“小技”で対抗したセルビアが決勝へ。カナダは守備難が敗因に<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2023.09.09

 カナダで最多の23得点を奪ったRJ・ バレットは、「相手も自分たちもフィジカルなゲームをしたけど、彼らは隙あらばトラップにはめようとしてきて、常にスティールの機会を狙っていた。かなりハードに当たってきたし、もちろん自分たちもハードなプレーをしたけど、勝てなかったのは、いつもはもっとうまくできるはずのディフェンスが良くなかったからだ」と敗因を分析。

 ジョルディ・フェルナンデスHC(ヘッドコーチ)は、「FIBA の試合で86点を取れば、たいていは勝てる。だから我々のオフェンスは問題なかった。ディフェンスが悪かったから勝てなかった」と、セルビアは決して彼らにとって勝てない相手ではなかったことを強調した。
 
 一方セルビアのスペティスラフ・ペシッチHCは、「トランジションからの失点をなくすこと」、「シェイ・ギルジャス・アレキサンダーに対する1オン1」を徹底することをチームに課していたことを明かした。昨季NBAで平均31.4点を叩き出したギルジャス・アレキサンダーの存在は脅威であると同時に、選手たちにとっては「攻略しがいのある相手」として、モチベーションにもなっていたという。

 セルビアは10日、2002年にユーゴスラビアに金メダルをもたらしたペシッチHCのもと、ドイツとの決勝戦に挑む。

文●小川由紀子

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