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NBA

「今がLAにいるのにふさわしい時」ジャーニーマン化していたハワードが古巣レイカーズで復活できたワケ

ダンクシュート編集部

2019.12.16

かつて凌ぎを削ったレブロン(左)は「自身の役割を受け入れ、それを毎晩活用している」とハワードを高く評価する。(C)Getty Images

かつて凌ぎを削ったレブロン(左)は「自身の役割を受け入れ、それを毎晩活用している」とハワードを高く評価する。(C)Getty Images

 今のハワードは決してスターではなく、言うなればサブプロットの一つ。レブロンとデイビスを支えるロールプレーヤー役は、過去のハワードでは受け入れられなかったかもしれない。だが、今は嫌な顔一つせずに汚れ仕事に身体を張っている。それはまさにレイカーズが望んでいたもので、レブロンもかつてしのぎを削ったライバルに絶対の信頼を置く。

「彼(ハワード)は好調だ。自身の役割を受け入れ、それを毎晩活用している。キャリアを重ねて、成功するために俺たちのチームに要素を加えてくれているんだ。ハイレベルな守備、リバウンド、ブロックショット、ダンク……。エゴは一切なくね」

 オーランドに凱旋した現地時間12月11日のマジック戦後、ハワードはこんな発言を残している。
 
「もしマジックにいたら、今の僕には決してなれなかっただろう。だからドワイト・ハワードの最高バーションになれたことにすごく感謝している。人生のすべてを犠牲にしなければならなかった。でも、それが僕をいい場所に連れてきてくれた。これが新しい日、新しい瞬間だ。過去から抜け出し、目の前の瞬間にフォーカスするのがベストだと思う。今がLAにいるのにふさわしい時だ」

 34歳を迎え、年齢とともにメンタル面でも“大人”になったハワードが、自身2度目のレイカーズでタイトルを手にできるのか、興味深いところだ。

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構成●ダンクシュート編集部
 
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