「メロがベンチから出場しないと言ったのを覚えているか？メロは非難され、のけ者にされた。彼は（2019年に）ポートランドに行かなければいけなかった。リーグにとってはとんでもない出来事のひとつだった」

　ガーネットはそう語りつつ、ハーデンに関しては「ヒューストンに来た頃は、平均30点以上を叩き出す超スーパースターだった。でも、今のハーデンには選択の余地はない」と厳しい目を向けた。
  　ハーデンは、絶対的エースとして2012～21年に在籍したロケッツへ復帰するという噂も根強い。ただ、ジャクソンは「ロケッツは（戦力として）ジェームズを望んでいない。でも、街は彼を望んでいる。ロケッツはバスケットボールのためではなく、ビジネス目的でヒューストンに置いておきたいんだ」と、ビジネス面での意味合いが強いと持論を展開している。

　シクサーズはハーデンとジョエル・エンビードのコンビでシーズンを戦い抜くのか、それともハーデン放出に踏み切るのか。フロントの決断にも注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部

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