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国内バスケ

元NBA選手の活躍度をチェック!リーグ3連覇のキーマンはともにキャブズでプレーした先輩・後輩【アルバルク東京】

鳴神富一

2019.12.21

カークは過去2年の優勝に大きく貢献。3連覇がかかる今季も大黒柱として存在感を放っている。(C)Getty Images

カークは過去2年の優勝に大きく貢献。3連覇がかかる今季も大黒柱として存在感を放っている。(C)Getty Images

 そしてもう1人の元NBAプレーヤーが、チームの大黒柱として3年目を迎えるアレックス・カークだ。彼は2014−15シーズンにNBAデビューを飾ったが、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)が復帰し強豪に返り咲いたチームで5試合計14分のみの出場と出番に恵まれず、開幕後すぐにジョーンズと同じようにカントン・チャージへ舞台を移すことになった。

 シーズン中盤の1月には、JR・スミスとイマン・シャンパート獲得のための交換相手の1人としてニューヨーク・ニックスにトレードされたが、直後に解雇され、その後はイタリア、中国、トルコでプレーした。
 
 A東京で3シーズン目となった今季はここまで全21試合に出場し、平均31.3分プレー。いずれもチームトップの平均18.5点、9.4リバウンドと攻守において抜群の存在感を発揮している。ペイントエリアでの強さに加えてシュートレンジも広く、相手にとって脅威以外の何物でもない。リバウンドからセカンドチャンスで自ら得点する場面も多く、今やBリーグ屈指のセンターと言っていいだろう。

 日本随一のタレント集団の中で地位を確立している2人は、リーグ3連覇の偉業に向けて必要不可欠な存在。シーズン中盤戦に突入する今後は、ますます彼らの活躍に注目してもらいたいものだ。

文●鳴神富一(スポーツジャーナリスト)
 
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