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NBA

来年のオールスターゲームはアメリカvs世界選抜?アデトクンボは「一番エキサイティングで面白いフォーマット」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2025.02.19

「シェイ(ギルジャス・アレキサンダー)や(ニコラ)ヨキッチ、ルカ(ドンチッチ)、ウェンビー、(カール・アンソニー)タウンズ、(アルペレン)シェングンといった選手たちと一緒に戦うなんてそそられるよ。それをロンドンやパリ、ギリシャ、中国といった国外のどこかでやるのもいいかもしれない」

 このアイデアについては、1月に行なわれたNBAパリゲームズ中の、アダム・シルバー・コミッショナーの会見でも議題となり、コミッショナー曰く、NBA内でも検討されていて、いつか実現する可能性もあるとのことだった。

 ただ、それと同時にいくつか問題点も挙げている。

 そのひとつが、現在のNBAではアメリカ人選手7割、国外選手3割という割合になっていて、その中からチームを選抜するのは、分母の数が違いすぎるという点で公平性に欠けるということ。

 さらに、たとえばフランス、カナダのようにNBA選手を多く輩出している国もあるなかで、アメリカ以外の国々を、”インターナショナル勢”と一括りにするのは安易であること。
 
 そして究極的には、過去6シーズンでヨキッチ(セルビア)が3回、ヤニス(ギリシャ)が2回と、欧州勢が5回年間MVPを獲得している現在の状況において、「インターナショナルチームよ、俺たちチームUSAにかかってこい!」的な構造は、あまりにもおこがましく、「時代遅れかもしれない」とコミッショナーは私見を述べていた。

 しかし、ヤニスのように、エキサイティングなアイデアだと賛成する選手もいそうだ。

 オリンピックでも、過去21大会中17回で金メダルを勝ち取り、現在5連覇中のチームUSAは、やはり世界中のバスケットボール選手にとって打倒したい相手であることは間違いない。

 NBAのヨーロッパ進出を含め、何かと動きがありそうなバスケットボール界。来年のオールスターには、また新たなアイデアが導入されているかもしれない。

文●小川由紀子

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