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NBA

第1シードのキャブズを5戦で下したペイサーズ。指揮官は選手を称賛「我々がこの大事な時期に絶好調だったということ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.05.15

 ペイサーズは、ミルウォーキー・バックスとの1回戦で7選手、キャブズとのカンファレンス準決勝でも6選手が平均2桁得点を残した。平均20点以上を奪う選手こそいないが、プレーオフ10試合を終えていずれもリーグベストのフィールドゴール成功率50.1%、3ポイント成功率40.6%(平均14.1本成功)、29.7アシストと、相手に的を絞らせないチームバスケットで圧倒している。

 イーストのもう1カードでは、14日にボストン・セルティックスがニューヨーク・ニックスに勝利して2勝3敗で踏みとどまったため、このシリーズの勝者とペイサーズによるカンファレンス・ファイナルは21日に始動する。
 
 ペイサーズが2年連続でカンファレンス決勝まで駒を進めたのは2013、14年以来初。今年は2000年を最後に遠ざかっているNBAファイナル、そしてフランチャイズ史上初のNBAチャンピオンを見据えている。

 第5戦の終盤にシリーズの決着をつける3ポイントを沈めたターナーは、米スポーツ専門局『ESPN』が公開した、13人の専門家全員がキャブズ勝利と予想したスクリーンショットを貼り付けて「俺たちの仕事は終わっていない」とXへ投稿。さらに試合後の会場では「1試合ずつ着実に勝ちに行く。だが今年の俺たちが欲しているのはすべて(優勝)なんだ。今度はどうなっていくのか見てみようじゃないか」と語っていた。

 豊富な選手層を誇り、アンセルフィッシュな“全員バスケ”でコート上を席巻するペイサーズが、このままファイナルまで勝ち上がっても、決して不思議ではないはずだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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