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NBA

キャブズ初優勝の2016年ファイナル第7戦における“あまり覚えられていない”10の事実

秋山裕之

2020.06.21

キャブズは第1クォーター中盤までに先発全員が得点。レブロンのプレーメークも光り、見事優勝へ牽引した。(C)Getty Images

キャブズは第1クォーター中盤までに先発全員が得点。レブロンのプレーメークも光り、見事優勝へ牽引した。(C)Getty Images

■プレーオフ第7戦の経験が欠如していたキャブズ
 ウォリアーズがウエスト決勝で第7戦の末に勝利していたのに対し、キャブズはレブロンを除くスターター(アービング、スミス、ラブ、トリスタン・トンプソン)はプレーオフにおける第7戦を経験したことがなかった。だが興味深いことに、ゲームが進むにつれて本来のキレが失われていったのはウォリアーズだった。

■大一番に先発センターを託されたフェスタス・エジーリ
 ウォリアーズはリムプロテクターのアンドリュー・ボーガットが第5戦でヒザを負傷したことで戦線離脱。第6戦はイグダーラを加えた“デス・ラインナップ”をスターター起用したものの、第7戦ではキャリア3年目のエジーリを起用。

 エジーリは211㎝・115㎏と立派な体格を誇っていたものの、経験不足は否めず、スイッチからレブロンにアウトサイドへと引きずられ、度重なるファウルでキャブズにフリースローで得点を献上してしまった。

 その後エジーリは16年夏にポートランド・トレイルブレイザーズへと移籍するも、左ヒザのケガが治らずに解雇。現在もコートへ復帰できずにいる。
 
■試合開始から約6分で先発全員が得点したキャブズ
 ファイナル第7戦を敵地で戦ったキャブズだが、第1クォーター中盤までにレブロン、アービング、ラブ、スミス、トンプソンの先発全員が得点。プレーメーカーのレブロンとアービングにプレッシャーがかかる中、ロールプレーヤーたちが得点したことで、チームとして落ち着きを取り戻したと言っていい。

 レブロンは試合開始から約7分間で3つのターンオーバーを犯したものの、それ以降は2本に抑え、安定したプレーメークを見せた。
 

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