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NBA

キャブズ初優勝の2016年ファイナル第7戦における“あまり覚えられていない”10の事実

秋山裕之

2020.06.21

ウォリアーズはグリーンがレイアップを決め、87-83とリードを奪ったが、その猛追はシャットアウトされた。(C)Getty Images

ウォリアーズはグリーンがレイアップを決め、87-83とリードを奪ったが、その猛追はシャットアウトされた。(C)Getty Images

■両極端な結果となった3ポイント
 キャブズは最初に放った8本の3ポイントをすべてミス。第2クォーターに伏兵イマン・シャンパートが放った一発が決まり、ようやく長距離砲をヒット。リビングストンのファウルも獲得したシャンパートは、キャリア9年間で唯一の4ポイントプレーを決めている。

 だが前半のキャブズはチーム全体でこの1本しか決まらず、成功率はわずか7.1%(1/14)。対するウォリアーズは47.6%(10/21)も沈めており、そのうち絶好調のグリーンが100.0%(5/5)をマークするも、7点のリードしか奪えなかった。

 後半に入ると、45.5%(5/11)と復調したキャブズとは裏腹に、ウォリアーズが25.0%(5/20)と不発。第4クォーターに至っては10.0%(1/10)に沈んだ。
 
■重要なフリースローをミスしたイグダーラ
 第4クォーター残り7分40秒。イグダーラはトランジションからリチャード・ジェファーソンのファウルをもらい、フリースロー2本を獲得。

 1点ビハインドのウォリアーズにとっては逆転するチャンスだったが、イグダーラは2本ともミスしてしまい、リードするチャンスを逃してしまった。


■ウォリアーズの7連続得点を独力で帳消しにしたレブロン
 ウォリアーズは残り約7分からカリーの3ポイント、トンプソンのロングジャンパー、グリーンのレイアップが立て続けに決まり、残り5分37秒で87-83と4点をリードした。

 だがレブロンが3ポイントラインでエジーリからファウルをもらってフリースロー3本、さらには貴重な長距離砲を放り込み、1分足らずで6-0のランを生み出し、独力でウォリアーズの流れをシャットアウトした。
 

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