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NBA

キャブズ初優勝の2016年ファイナル第7戦における“あまり覚えられていない”10の事実

秋山裕之

2020.06.21

史上最高の視聴率を記録した第7戦。クリーブランドは街にも人が溢れ、優勝を祝った。(C)Getty Images

史上最高の視聴率を記録した第7戦。クリーブランドは街にも人が溢れ、優勝を祝った。(C)Getty Images

■約4分間の沈黙を破ったアービングの決勝弾
 残り4分39秒にトンプソンのレイアップが決まり、ウォリアーズが89-89の同点に追いつくと、両チームのスコアが停滞。ウォリアーズはそこから試合終了まで加点できず、歴史的なシーズンを悔しい結末で終えた。

 キャブズはアービングがサイドステップでカリーとのズレを作り出し、残り53秒に3ポイントをヒット。残り11.0秒にレブロンがフリースローを1本決めたものの、アービングはNBAファイナル史上最も劇的な決勝弾を見舞ったと言っていい。
 
■最大で4450万人が見守った運命の一戦
『ABC』が中継したNBAの試合で、この試合は15.8%という史上最高の視聴率を記録した。この試合は3102万人が視聴し、最高値は22時30分(アメリカ東部時間)の4450万人。

 ではその瞬間、コートでは何が起きていたのか?

 それはレブロンがイグダーラ相手に決めた“ザ・ブロック”の直後だった。22時29分に歴史的なプレーが生まれたことで、おそらくSNSや口コミで一斉に拡散したのだろう。22時32分にカイリーが決勝弾をお見舞いしたため、そのシーンを4000万人近くの人々がリアルタイムで目撃していたに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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