シボドー・ヘッドコーチはそう豪語しているが、現時点でまだプレーオフ上位進出が果たせるだけの戦力ではないことは事実だろう。ここまで東西両カンファレンスの11位以下のチームには11勝5敗だが、トップ10に入るチーム相手に10勝16敗と苦戦。まだオフェンスの駒不足、得点力不足は明白であり、ニックスは発展途上のチームと言える。
ただ、たとえそうだとしても、長く低迷を続けてきたニックスがついに適切な方向に足を踏み出したことは間違いない。今季好成績を残し、プレーオフ争いをすることで、近未来の移籍先を考慮するリーグのスター選手たちに良好なメッセージを送ることにもなる。そうなれば、ニューヨークにはとうとう好循環が生まれる。遠からずうちに、2020-21シーズンがニックスにとっての分岐点となったシーズンとして振り返られる可能性も十分あるだろう。
文●杉浦大介
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