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NBA

若手スターのヤング、ドラフト1位のグリフィンを輩出したオクラホマ大の最強メンバーを選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.07.02

【パワーフォワード】
ブレイク・グリフィン
1989年3月16日生。206cm・113kg
カレッジ成績:68試合、平均18.8点、11.8リバウンド、2.1アシスト
NBA成績:668試合、平均20.9点、8.6リバウンド、4.3アシスト

 生まれも育ちもオクラホマで、地元の大学に進学すると2年生時に平均22.7点、全米1位の14.4リバウンドを記録。ウッデン賞、ネイスミス賞など8つの個人賞を引っさげて09年のドラフトに臨むと、オクラホマ大史上初の全体1位でロサンゼルス・クリッパーズに指名された。

 1年目はヒザのケガのため全休したが、10-11シーズンは平均22.5点、12.1リバウンド(リーグ4位)の好成績で、新人王を満票で受賞。ビッグマン離れした驚異的な跳躍力は、“自動車越え”の一発を決めた同年オールスターのスラムダンク・コンテストでも存分に発揮された。以後、オールスターには5年連続で出場するなどスター街道を歩んでいたが、次第にケガに悩まされるようになり、近年ではプロ入り当初の輝きは薄れている。それでも今季は通算得点を1万3984点まで伸ばし、アルバン・アダムズを抜いてオクラホマ大出身者のトップに立った。3歳上の兄テイラーも同大出身のNBA選手だが、通算出場は8試合のみ。
 
【センター】
アルバン・アダムズ
1954年7月19日生。206cm・95kg
カレッジ成績:73試合、平均23.4点、12.8リバウンド
NBA成績:988試合、平均14.1点、7.0リバウンド、4.1アシスト

 パスセンスに長けたセンターの先駆け的存在。75年ドラフト4位でフェニックス・サンズに指名され、1年目から平均19.0点、9.1リバウンドに加えてアシストもチームトップの5.6本。オールスターに選ばれ新人王も受賞する、華々しいスタートを切った。もっともリバウンドを除くほぼすべてのスタッツで、この年が自己ベスト。その後は「まあまあ」の選手に落ち着いた。

 それでも通算988試合、6937リバウンド、1289スティールなどは今でもサンズの球団記録として残っている。大食漢として有名で、77年には47本のバッファローチキン(手羽先)を平らげチームメイトを唖然とさせると、翌日の試合で球団新記録の47得点(偶然にも)を奪取。18リバウンド、12アシスト、5ブロックも加え、史上3人目となる45点/18リバウンド/12アシスト以上のビッグパフォーマンスを披露した。

 センターではドラフト3巡目指名ながら10年間プレーしたクリフォード・レイの平均8.9リバウンドが、オクラホマ大OBで最多となっている。
 
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