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NBA

若手スターのヤング、ドラフト1位のグリフィンを輩出したオクラホマ大の最強メンバーを選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.07.02

【シックスマン】
ウェイマン・ティズデイル
1964年6月9日生。206cm・109kg
カレッジ成績:104試合、平均25.6点、10.1リバウンド、0.9アシスト
NBA成績:840試合、平均15.3点、6.1リバウンド、1.3アシスト

 在学中の実績で、ティズデイルを上回るオクラホマ大の選手はいない。83年には平均24.5点、オールアメリカン1stチームに選ばれた史上初の1年生となり、84年のロサンゼルス五輪ではチームトップの平均5.9リバウンドを奪って金メダルに貢献した。通算2661点と1048リバウンド、1試合61得点はすべて学校記録。85年のドラフトでは金メダル仲間のパトリック・ユーイングに次ぐ2位で指名され、インディアナ・ペイサーズに入団した。
 
 NBAでも3年目から7年連続平均16点以上、キングス時代の90、91年は2年連続で20点以上を稼いだものの、大学時代の華々しい活躍に比べると物足りなさは残り、オールスターに選ばれることも一度もなかった。親しみやすい性格で友人が多く、ジャズ・ベーシストとして8枚もアルバムを制作。うち1作はビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャートの1位に輝いたほど多才な人物だったが、ガンに冒され2009年に44歳の若さでこの世を去っている。

文●出野哲也

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