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NBA

アシスト数1位のストックトン、リバウンドに執念を燃やしたロッドマン…NBA歴代“職人チーム”を選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2022.12.03

【センター】
ショーン・ブラッドリー

1972年3月22日生。229cm・107kg
キャリアスタッツ:832試合、平均8.1点、6.3リバウンド、0.7アシスト
平均2.55ブロック(歴代9位)

 高身長の選手のポジションであるセンターは、大抵ブロックショットも多くなる。キャリア通算の平均ブロック数だと、ブラッドリーの2.55本は史上9位で、1位のマーク・イートンや2位のマヌート・ボルを下回る。しかしながらブロック率(被FG試投数に対するブロック数の割合)だと、ブラッドリーの7.83は2位セオ・ラトリフの7.19をはるかに上回って1位だ。

 229cmという並外れた長身で、大学時代にはNCAA記録の1試合14ブロックをマークしたことも。93年のドラフト全体2位でシクサーズに指名された際、球団名と同じ背番号76を与えられたのは「チームの顔」としての期待の表れだった。

 だが期待通りの活躍を見せたのはショットブロッカーとしてだけ。線の細さと不器用さが災いし、身長の割にはリバウンドが少なく、ターンオーバーとファウルが嵩んだために出場時間も限定的だった。引退後は政界進出を試みて失敗。2021年には交通事故に遭い、現在は車椅子生活と波乱に満ちた人生を送っている。
 
【シックスマン】
カイル・コーバー

1981年3月17日生。201cm・96kg
キャリアスタッツ:1232試合、平均9.7点、3.0リバウンド、1.7アシスト
通算3ポイント成功数2450本(歴代5位)

 NBAでは単独のスキルのみで長く生き残るのは難しいが、3ポイントシューターに関しては例外だ。

 80~90年代に活躍したデイル・エリスから現役のセス・カリー(ブルックリン・ネッツ)に至るまで、名だたる腕自慢の中でも、“職人度”でトップレベルに位置するのがコーバー。通算成功率42.8%は史上10位ながら、上位9人の成功数はみな1000本以下。2450本も決めた上で、なおこれだけの高率を保った彼こそ、最強の職人シューターと言っていい。

 2009-10シーズンの成功率53.6%もリーグ記録で、同年も含め4度成功率で1位になっているが、これも彼だけの偉業だ。「僕が気にしていたのは、シーズンを通じていかにコンスタントな結果を残せるかということ」と言っていた通り、安定度の高さは並外れていた。

 12年から14年にかけては、それまでの記録を38試合も更新する127試合連続で3ポイントを成功(現在はステフィン・カリーが211試合に更新中※12月4日時点)。自らシュート機会を作り出すことはほとんどなく、大多数がキャッチ&シュートだったあたりも一芸選手らしかった。

文●出野哲也
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