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NBA

“リーダー失格”を経てレイカーズに復帰したラッセル。「望んでなかった」一方で「感謝している」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.02.11

 今季ラッセルは3ポイント成功率39.1%で平均2.7本成功、今季ジャズでプレーしてきたビーズリーは成功率35.9%で平均3.1本を沈めており、両選手がレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを援護射撃することができれば、レイカーズは相手チームにとってさらなる脅威となる可能性は十二分にある。

「フロアに立って想像できるのは、ああいう(レブロンのような)選手がいることで、ゲームがどれほど簡単になるか、そして彼がどれだけ引き寄せてくれるかだ。(デイビスも)同じようにね」とラッセル。
 
 レイカーズは直近7戦で2勝5敗と黒星先行。10日終了時点でウエスタン・カンファレンス13位の25勝31敗(勝率44.6%)に低迷しており、まずはプレーイン・トーナメント進出最終枠にいる10位のポートランド・トレイルブレイザーズ(27勝28敗/勝率49.1%)との2.5ゲーム差を縮めていかなければならない。

 その最大のカギとなるのは、やはりラッセルのパフォーマンスだろう。「僕は自分のスキルを信じている。だから、どんなポジションにいようと成功してみせるよ」と語ったポイントガードが、レイカーズをウエスト上位へ押し上げることができるか注目していきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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