カリーはサンフランシスコからサクラメントまでの距離について「結局のところ、本当に関係ないことなんだ。誰と対戦しようと、僕らはアジャストできるさ。これまでもそうしてきた」と語りつつも「でも、（近いことが）役に立つのは確かだね」と、ポジティブに受け止めていた。

　キングスのマイク・ブラウンHC（ヘッドコーチ）にとって、ウォリアーズは昨季までの６シーズン、アシスタントコーチとして戦ってきたチーム。フォワードのハリソン・バーンズにとっても、NBA入りから最初の４シーズンをプレーした古巣との対戦となる。
  　プレーオフの実績を考慮すると、経験豊富なウォリアーズに分があるのは間違いないが、今のキングスにとって失うものなど何もない。ブラウンHCがスティーブ・カーHC相手にどんな奇策を仕掛けてくるかも必見だ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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