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バスケW杯

アデトクンボ、ヨキッチ、マレー、サボニス……。様々な事情でワールドカップ出場を見送ったNBAスターたち<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2023.08.22

 そのほか、フランス代表では、今年のNBAドラフトでサンアントニオ・スパーズから1位指名を受けた、ヴィクター・ウェンバンヤマがコンディション調整を理由に欠場を表明。フランク・ニリキナ(フランス/シャーロット・ホーネッツ)も、8月11日のリトアニアとのテストマッチでハムストリングを痛めて離脱することになってしまった。

 また日本代表では、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)が契約交渉やコンディション調整のために欠場する。

 実際、NBAの長いシーズンを終えた後の夏の代表活動は、心身への負担が小さくない。
 
 ラウリー・マルッカネン(フィンランド/ユタ・ジャズ)のように「フィジカル面も鍛えられるし、違う仲間とプレーすることで精神的にもリフレッシュになる」と感じる選手もいるが、心身ともにリセットする時間が必要だと感じても不思議はない。

 加えて今回は、来年にパリ五輪を控えていることも、「今回はスキップして来年に注力」といった理由になっているようだ。

 彼らMVP級プレーヤーの不参加は残念だが、近年、国際バスケットボール界ではどんどん差が縮まり、見応えのある接戦が期待できる。どっぷりバスケットボールに浸れる2週間半が、もうすぐ始まる。

文●小川由紀子

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