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日本代表

日本バスケ界期待の新星、テーブス流河。「将来的な目標はNBA」来季からNCAAのボストンカレッジ進学へ【アディダスアスリート・インタビュー】

萩原誠(ダンクシュート編集部)

2024.06.10

プレッシャーに関して「自分がコントロールできることに集中すれば、結果はついてくる。そういうマインドを常に持ち続けたい」。写真:田中研治

プレッシャーに関して「自分がコントロールできることに集中すれば、結果はついてくる。そういうマインドを常に持ち続けたい」。写真:田中研治

――幼少期からNBAが身近にある環境だったのですね。

テーブス:はい、小さい頃から観る機会があって。ただ最近はNCAAの試合の方が観ることが多いですね。

――それで言うと、今シーズンは富永啓生選手(ネブラスカ大)の活躍がありましたが、どういった目線で見ていましたか?

テーブス:富永選手は向こう(アメリカ)でも評判が良くて。自分も身長はあまり変わらないですし、そういう選手が活躍している姿を見ると自分も勇気づけられて、自分にもできるかなと感じることができました。

――富永選手とは直接会ったことはあるんでしょうか?

テーブス:直接はないですが、インスタをお互いフォローしていて、DMを何回か送り合ったことはあります。

――ほかにも仙台大明成高出身の山﨑一渉選手(ラドフォード大)や菅野ブルース選手(ステットソン大)など、NCAAで戦う同世代の選手は多いですよね。

テーブス:はい。一渉さんとブルースさんは一個上ですけど何回も(交流があります)。
 
――流河選手ら若い世代の台頭を見ると、バスケファンは勝手に『将来の日本代表に!』と期待してしまいますが、そういったプレッシャーを感じることはありますか?

テーブス:プレッシャーはあるんですけど、そちらは気にせず。日々自分がコントロールできること、普段の努力に集中していけば、そういったプレッシャーというのはあまり感じなくなると思いますし、結果はそれについてくると思うので、そういうマインドを常に持ち続けていきたいです。

――ポイントガードとしては接戦のゲーム終盤など、別の種類のプレッシャーを感じる場面があると思いますが、そういう時に心がけていることはありますか?

テーブス:自分の監督から言われたのは、周りのチームメイトだったりコートにいる選手は全員、バカだと思って接してあげろと。それがいいポイントガードだと言われたことがあって、それを意識しています。例えばチームで何かが上手くいかない時に、責任感を持って、チームメイトにアドバイスしたりっていうのは、アメリカで得たスキルです。

――“味方をバカだと思って”というのは、普段以上に相手のことを深く考えてといった意味合いでしょうか?

テーブス:そうですね。ポイントガードというのはやはり、一番責任感を持たないといけないポジションだと思っているので、チームのためにできることは何でもやるというのは意識しています。
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