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日本代表

日本バスケ界期待の新星、テーブス流河。「将来的な目標はNBA」来季からNCAAのボストンカレッジ進学へ【アディダスアスリート・インタビュー】

萩原誠(ダンクシュート編集部)

2024.06.10

NCAA1年目の目標は「プレータイムの獲得」、将来的には「NBAに行きたい」と力強く語った。写真:田中研治

NCAA1年目の目標は「プレータイムの獲得」、将来的には「NBAに行きたい」と力強く語った。写真:田中研治

――ポイントガードとしてアメリカで挑戦する難しさというのは、どのように感じていますか?

テーブス:自分は特別な身体能力があるわけではないし、フィジカルが強いわけでもないし、身長も高くないなか、唯一自信を持って戦えるのがスキルなので、そういった部分を磨いていくことの重要さはアメリカに行って強く感じました。

――日本代表への想いはいかがですか? 今夏は大きな大会も控えていますが。

テーブス:ぜひ立ちたい舞台ではあります。今いるガード陣、河村勇輝選手だったり富樫勇樹選手、自分の兄だったりは憧れの存在なので、自分もいつかああいう風になりたいという気持ちはずっと持っています。

――兄弟揃って日本代表で共闘したいといった話は、お兄さんとするんでしょうか?

テーブス:しますね。やっぱりお兄ちゃんと一緒に代表でプレーするというのは目標のひとつなので、ちょくちょく話はします。

――最後に、来シーズンの抱負と将来的な目標を聞かせてください。

テーブス:大学1年目は、可能な限りプレータイムを勝ち取って、チームを勝たせられるような選手を目指して頑張りたいと思います。将来的な目標としては、NBAに行きたいという気持ちです。
 
テーブス流河(るか)/Luka Toews
・生年月日:2004年5月12日
・出身:兵庫県神戸市
・ポジション:PG

父はカナダ人のバスケットボール指導者、現在Wリーグの富士通レッドウェーブで指揮を執るBTテーブスで、兄は日本代表でアルバルク東京所属のテーブス海。

地元の報徳学園高校では1年時からウインターカップに出場し、ベスト8入りに貢献。2年夏のインターハイ後に渡米し、かつて兄が在学していたノースフィールド・マウントハーモン・スクールへ編入、2022年にザ・ニューマン・スクールへ転学し、23年11月にNCAA1部のボストンカレッジへの進学が決定した。

今年5月にアディダス ジャパンとの複数年契約を発表。19歳での契約は、兄の21歳を上回り同社の男子バスケットボールカテゴリーにおける最年少契約となった。

取材・文●ダンクシュート編集部/協力●アディダス ジャパン
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