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NBA

ジャバー、ミラー、ウエストブルック、ラブ…全米屈指の名門大UCLAの“歴代ベストメンバー”を選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.04.05

【シックスマン】
ジャマール・ウィルクス
1953年5月2日生。198cm・86kg
カレッジ成績:90試合、平均15.0点、7.4リバウンド、2.2アシスト
NBA成績:828試合、平均17.7点、6.2リバウンド、2.5アシスト

 強豪中の強豪であるUCLAだけに、スターターの5人から漏れたなかにも好選手は多い。88連勝時の大黒柱で、NBAでもMVPを受賞したビル・ウォルトンはその筆頭だが、プロではケガが多すぎ468試合しか出られなかった。そこでチーム編成上からも、“ショータイム・レイカーズ”時代の主力だったウィルクスを選んだ。
 
 大学時代はキース・ウィルクスの名で、1972、73年は同級生のウォルトンの補佐役としてシーズン全勝での優勝を経験。1974年のドラフト11位指名でゴールデンステイト・ウォリアーズに加わると、平均14.2点を稼いで新人王に選ばれただけでなく、ファイナルでも得点とリバウンドでチーム2位の数字を記録し、優勝に大きく貢献した。

 流麗なプレースタイルから、ついたニックネームは“シルク”。1980年から3年連続平均20点以上の攻撃力と、オールディフェンシブチーム2度選出の守備力を兼備し、1977-78シーズンから移ったレイカーズでも、さらに3度の優勝を経験した。

文●出野哲也

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