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NBA

殿堂入り選手ボッシュ、天才児アンダーソン&マーブリーを輩出したジョージア工科大の最強布陣は?<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.06.09

【シックスマン】
ケニー・アンダーソン
1970年10月9日生。183センチ・77キロ
カレッジ成績:65試合、平均23.0点、5.6リバウンド、7.0アシスト
NBA成績:858試合、平均12.6点、3.1リバウンド、6.1アシスト

 現役のデリック・フェイバーズ(ユタ・ジャズ)やマット・ハープリングも候補だが、通算アシストとスティールでジョージア工科大OBの2位に入っているアンダーソンを選ぶのが妥当だろう。
 
 マーブリーと同様にニューヨークのプレーグラウンドで名を馳せ、高校でもカリーム・アブドゥル・ジャバー以来となる4度のオールアメリカンに選ばれた天才児。大学でも攻撃型PGとして2年生時に平均25.9点を記録、91年のドラフトでは同大出身者の最高位となる2位でネッツに加入した。3年目には平均18.8点、切れ味鋭いドリブルと華麗なパスワークで9.6アシスト(4位)を繰り出し、オールスターに出場。翌年も2位の9.4アシストと、リーグを代表する若手PGとして成長を続けていた。

 だが「もっと真剣に取り組んでいたら偉大な選手になっていたかも」と自ら認める慢心もあって、その後は頭打ちとなる。ネッツを離れてからは10年間で8チームを渡り歩くジャーニーマンと化した。

文●出野哲也

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